
あさのあつこから見た岩波書店
学校の図書室には本があまりなく、司書もいなかった。家には岩波書店少年少女文学全集があったが未読、しかし他にもたくさんの本があったので、書物に触れることができた。中学1年生のとき、「シャーロック・ホームズシリーズ」の『バスカヴィル家の犬』などを読んで小説の面白さを知る。次にアガサ・クリスティを読む。そしてエラリー・クイーンに没頭し全作品を読む。同時期にフィクション日記をつけ始める。中学2、3年生のころから、誰にも言えないまま作家を志し、それは消えることなくずっと続く。(あさのあつこ フレッシュアイペディアより)