
ちゃんぽんから見た近世
語源事典では「異なるものを混ぜること」の語源としているが、「攙烹」の漢字の中に既に「混ぜる」と言う概念が含まれており、「ちゃんぽん」の伝播が「混ぜる」という意味を各地にもたらしたと考える方が自然である。鉦の音(ちゃん)と鼓の音(ぽん)という擬音としてつなげた近世(江戸時代)の造語であるとしている。これらの語源事典では、「攙烹」の字義を検証せずに、料理名の「ちゃんぽん」が「混ぜること」より発生が遅いとした根拠が示されていない状態である。(ちゃんぽん フレッシュアイペディアより)