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ゾレル・コーズウェイから見たアオコ
ゾレル・コーズウェイは、1872年に完成した当時ままの形で、現在のタスマニア・ハイウェイの一部として使用されているわけではなく、大幅な改良工事が加えられている。それも、ただ単に路盤を強化しただけといった、単純な改良工事が行われたわけではない。と言うのも、近年になって、入り江やラグーンなどを、土手道のようなものを作って閉鎖してしまうと、例えばアオコが大量発生したりするなど周辺環境が悪化することが判り、オリエルトン・ラグーンの場合も、やはりゾレル・コーズウェイができる前のように海からの潮流が存在した方が良いと判明したからである。そしてその上、オリエルトン・ラグーンは、オーストラリアとアジア地域とを移動する渡り鳥や、付近に生息する渉禽類や海鳥などの鳥類、また水草などの植物にとっても重要な生息地となっている湿地として、ラムサール条約に登録されており、タスマニア州政府は、ここの環境改善をしようとしていた(ゾレル・コーズウェイ フレッシュアイペディアより)
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下水処理場から見たアオコ
下水道の高度処理は京阪神地区に水道水を供給する琵琶湖を擁する滋賀県で、琵琶湖に排水される生活排水の中の窒素リンが原因で赤潮やアオコなどのプランクトンの大量に発生。その対策として「滋賀県琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例(琵琶湖条例)」と共に下水道整備と高度処理設備の設置が進められ、現在では琵琶湖に注ぐ下水道はすべて高度処理が施されている。また琵琶湖から流れる淀川水系の流域下水道では6ヶ所で高度処理設備は導入され、京都市の4ヶ所の下水処理場でも高度処理が行われ、鳥羽水環境保全センター吉祥院支所と伏見水環境保全センターでは匂いや染料の色度除去・消毒のためにオゾン処理が施されている。(下水処理場 フレッシュアイペディアより)