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アワビから見た中華料理
中華料理ではアワビをゆでてから干したものを乾鮑( / 、)とよび(なお、アワビそのものは鮑魚( / 、)と呼ぶ)、大きいものはたいへん高価でかつ珍重される。日本でも古来、内陸部で食べる鮑は羅鮑(身取り鮑)で殻から取った物を干し乾燥していた。高級な干し鮑の産地として、日本の青森県や岩手県が知られており、大間町産のもの(広東語で「禾麻鮑 オウマパーウ」)や、大船渡市吉浜産のもの(きっぴん鮑。「吉品鮑 カッパンパーウ」)は香港で非常に高値で取引されている。大きいほど高価になり、1斤(600g弱)当たりの頭数で、十頭鮑(乾燥品1つの重量が60g)などと呼ぶ。遅くとも江戸時代には日本から中国(当時は清)に輸出されていた(俵物)。日本以外では、南アフリカなどのものが比較的高級とされている。(アワビ フレッシュアイペディアより)
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