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ゴキブリゾロゾロから見たアース製薬
大正製薬は粘着シート式のゴキブリ捕獲器「ロートラップ」を発売していたが、1972年(昭和47年)、容器を紙製に変更した「ハイローチ」を発売した。これは従来、樹脂製のケースの天面に粘着シートをセットする方式であった捕獲器を、ゴキブリがいっぱいになった粘着シートを、取替えることなくケースごと捨てられるように紙製に変更したものである。1973年(昭和48年)に、大塚グループのアース製薬から同じ紙製ゴキブリ捕獲器の「ごきぶりホイホイ」が上市されると、粘着式ゴキブリ捕獲器の一大ブームが起こり、製薬メーカーや殺虫剤メーカーが次々と類似品の発売に乗り出した。1974年(昭和50年)に「ローキャッチ」に名称変更、さらに1976年(昭和51年)には「ゴキブリゾロゾロ」と改称。その後シートに直接「えさ」をしみ込ませた「ワンタッチ」タイプや、狭い場所での出し入れに便利な「とれとれ棒」つきなどの改良がなされた。(ゴキブリゾロゾロ フレッシュアイペディアより)
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大塚明彦 (経営者)から見たアース製薬
1960年(昭和35年)、中央大学工学部を卒業。大塚製薬に入社して、取締役、常務、副社長を経て、1976年(昭和51年)に社長に就任。1977年(昭和52年)に大塚食品社長、1982年(昭和57年)に日本抗体研究所会長。大鵬薬品工業、アース製薬の会長をそれぞれ兼務。1998年(平成10年)、新薬開発に関わる汚職事件で、名古屋大学医学部教授に賄賂を贈っていたとして逮捕され、大塚製薬社長を辞任。1999年(平成11年)、同事件で懲役1年8ヶ月、執行猶予3年の有罪判決を受けて確定した。2000年(平成12年)に取締役として復帰。2008年(平成20年)に大塚ホールディングスが設立され、会長に就任。2010年(平成22年)に同社は東証第一部に上場した。(大塚明彦 (経営者) フレッシュアイペディアより)
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