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山椒魚 (小説)から見たオオサンショウウオ
井伏は「山椒魚」を、実際の山椒魚(オオサンショウウオ)を目にした中学時代の体験を踏まえて執筆している。県立福山中学校に入学したばかりの井伏は、中学の池で飼われているオオサンショウウオ(ハンザキ)が餌の蛙を一呑みにするのが面白く、先生にも無断でこっそり蛙を与えるようになった。このオオサンショウウオに関して、あるとき井伏は寄宿舎で同室であった宮原哲三と「山椒魚が噛みつくと、雷が鳴っても放さん」という話が本当であるかどうかで口論になった。そこで藺草で縄を作ってその先に蛙を結びつけ実際に試してみたところ、井伏が主張したとおり、雷鳴が起こっても山椒魚は餌を放さなかった。しかし宮原がよく観察してみると、それは山椒魚の口の奥まで尖った歯が何百本もびっしり生えていてそれが餌に食い込んでいるためで、山椒魚が口を開いても蛙は逃げることができず、したがって雷とは別に関係がない、ということがわかった。井伏は「山椒魚」の原型となる作品を手がけたとき、彼自身が餌を与えたこのオオサンショウウオの図体や、1年や2年は餌を食べなくても生きているという生態、ひもじくなると自分の指を食うという言い伝えなどを意識に入れて書いたと回想している。(山椒魚 (小説) フレッシュアイペディアより)
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筑後川から見たオオサンショウウオ
鳥類では上流にヤマセミ、カワセミやカワガラスといった種が渓流沿いに棲息、中流ではコアジサシなどが、そして下流においては国の天然記念物であるカササギを始めオオヨシキリなどが棲息している。シギ、チドリ、カモ、カモメ類も中流から下流域に掛けて多種が棲息する。このうち絶滅危惧種には?A類にコシャクシギ、?B類にクマタカとツクシガモ、セイタカシギが指定されており、?類もコアジサシなど数種類が指定されている。2000年(平成12年)における筑後川流域に棲息する鳥類の数は103種類であった。動物では中流域より上流に掛けてキツネが棲息しているほか、上流ではテンやイノシシが棲息している。両生類ではオオサンショウウオも棲息している。(筑後川 フレッシュアイペディアより)
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THE MOMOTAROHから見たオオサンショウウオ
河童相撲の横綱で、オオサンショウウオの性質を持つ改造河童。横綱になっても三賞を独占しないと気がすまないと言う(実際の大相撲では横綱や大関は三賞の対象外。ゆえに本作でも枠外で「そんな横綱いない」とつっこまれている)。(THE MOMOTAROH フレッシュアイペディアより)