-
テロメアから見たカイコ
テロメアDNAの配列は生物によって多少異なるが、多くのモデル生物ではグアニン (G) とチミン (T) に富んだ反復配列となっている。哺乳類やキイロタマホコリカビでは TTAGGG の6塩基が反復したものである。線虫の C. elegans では TTAGGC、昆虫のカイコでは TTAGG、植物のシロイヌナズナでは TTTAGGG、出芽酵母では TG, TGG, TGGG がランダムに繰り返した配列である。これは突出した側の配列(図のオレンジ色の線)であり、その相補鎖(図の青色の線)はシトシン (C) とアデニン (A) が多くなる。ただし、一部の昆虫では異なる様式がみられる。ショウジョウバエではこのような高 GT 配列はなく、トランスポゾンの一種であるレトロポゾンがたくさん見られる。ショウジョウバエでは後述するテロメラーゼよりも、これらの外来性配列の転移によってテロメアが維持されている。カイコは弱いテロメラーゼ活性が見られるものの、レトロポゾンの一種(テロメア特異的LINE; SART/TRAS)による染色体末端の維持が行われている。(テロメア フレッシュアイペディアより)
-
島根県立川本高等学校から見た蚕
1924年(大正13年)に開校した「島根県立川本農蚕学校」(実業学校)を前身とする。創立から85周年目の2009年(平成21年)3月に閉校した。(島根県立川本高等学校 フレッシュアイペディアより)
スポンサーサイト
注目ワード
キーワード一覧