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ジカ熱から見たデングウイルス
ジカウイルスは、デングウイルスの近縁種の、蚊を宿主とするフラビウイルス科のウイルスである。同時に蚊は媒介者でもあり、本来の宿主は未知であるが、血清学上は、西アフリカのサル及びネズミ目である証拠が発見されている。媒介者である蚊は日中に動く蚊で、代表的な感染源と指摘されているものはネッタイシマカ(Aedes aegypti)であるが、数種のヤブカ属からも検出され、10日間の潜伏期間をもっている。ジカウイルスの潜在的な社会的リスクは、それを運ぶ蚊の種の分布で区切ることができ、その中でも特に活動範囲が広いネッタイシマカにより主に媒介されているとされている。(ジカ熱 フレッシュアイペディアより)
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カから見たデング熱
カは人類にとって最も有害な害虫である。メスが人体の血液を吸い取って痒みを生じさせる以外に、伝染病の有力な媒介者ともなる。カによって媒介される病気による死者は1年間に75万人にもおよび、2位の人間(47万5000人)を抑えて「地球上でもっとも人類を殺害する生物」となっている。マラリアなどの原生動物病原体、フィラリアなどの線虫病原体、黄熱病、デング熱、脳炎、ウエストナイル熱、チクングニア熱、リフトバレー熱などのウイルス病原体を媒介する。日本を含む東南アジアでは、主にコガタアカイエカが日本脳炎を媒介する。地球温暖化の影響で範囲が広くなっている問題もある。カによる病気の中で最も罹患者及び死者の多い病気はマラリアであり、2015年には2億1400万人が罹患して43万8000人が死亡した。こうしたカによる伝染病はカの多く生息する熱帯地方に発生するものが多く、マラリアをはじめ黄熱病やデング熱などはほぼ熱帯特有の病気となっている。また、カが媒介する伝染病は特定の種類のカによって媒介されることが多く、マラリアはハマダラカ、黄熱病やデング熱はネッタイシマカやヒトスジシマカ、ウエストナイル熱はイエカ、ヤブカ、ハマダラカによって媒介される。(カ フレッシュアイペディアより)
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2014 FIFAワールドカップから見たデング熱
他、クイアバを含む5会場の地域において、黄熱病やデング熱罹患原因となる病原菌を媒介するネッタイシマカが生息しており、WHOが定める予防接種推奨地域に該当する。厚生労働省・外務省などの日本国政府の関連官庁が、ブラジル渡航観戦者らに向けて、未然に黄熱病ワクチン注射による予防接種の告知を通達(※下記外部リンクを参照)を出している。(2014 FIFAワールドカップ フレッシュアイペディアより)
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