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カメムシ亜目から見たトコジラミ
肉食のものは、餌を探して歩き回り、あるいは待ち伏せして獲物を捕らえる。このような捕食性のものはたいてい獲物の体内に口針を突き刺して麻痺性の毒素と消化酵素を含んだ唾液を注入し、消化されて液状になった体組織と体液を吸収する。ただし、サシガメ類や肉食の水生カメムシ類がヒトの指を刺すと耐え難いほどの激痛が走るが、同様に体外消化を行うゲンゴロウの幼虫に食いつかれたときのように皮下組織の広範な壊死は起こらないようなので、獲物を仕留める神経毒と消化液は別々に注入する可能性が指摘されている。一部のものは哺乳類や鳥類の血管から血液を摂取する吸血性となり、大型動物の巣に住み着いている種もある。トコジラミ(ナンキンムシ)は、人家に住み着いてヒトの血を吸うことで有名であったが、近年は見ることがまれである。(カメムシ亜目 フレッシュアイペディアより)
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ショウマ (植物の名)から見たナンキンムシ
なお、升麻の本来のものはコウライショウマであり、この属の学名もリンネがこの種を元に「ナンキンムシを退ける」の意味で、種小名は「悪臭のある」の意味でつけたものである。実際には悪臭はないが、『ナンキンムシが逃げる程臭い』の意味が籠もっているという。中国には近縁の別属に含められている Souliea vaginata があり、これは中国では「長果升麻」と呼ばれる。(ショウマ (植物の名) フレッシュアイペディアより)
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