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日本のバスから見た旅行会社
1990年代以降、貸切バス業者が旅行会社と組んで大都市間を結ぶ会員制ツアーバスが増えている。これは路線バスではないが、都市間を結ぶツアーを片道でも乗車可能にして企画した旅行商品であり、不特定多数の乗り合いによる移動という点で路線バス(高速バス)と類似した効果を発揮している。利用経路によっては高速路線バスより設備が劣る(その代り代金が安い)車両から路線車両をはるかに凌ぐ好居住性を誇る車両を選択できることや、路線バスと比較すると低運賃であり、競合することが多くなっている。これらツアーバスの台頭の背景には、観光バスを利用した団体旅行(社内旅行、慰安旅行など)が減少したことによる、貸切バス事業者の稼働率を高める意図があるものと推察される。(日本のバス フレッシュアイペディアより)
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