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フィリピンから見た国際連合教育科学文化機関
フィリピン国内には、ユネスコの世界遺産リストに登録された文化遺産が3件、自然遺産が2件ある。詳細は、フィリピンの世界遺産を参照。(フィリピン フレッシュアイペディアより)
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フィリピンから見たエネルギー
フィリピンは工業の中心は食品加工、製糖、製剤、繊維などの軽工業が中心である。近年では電子部品の生産も盛んである。フィリピンの工業化はマルコス政権時代から図られ、中国、ベトナムなどの共産圏と対峙するために、反共の砦としてアメリカに軍事的、政治的に従属する代わりに莫大な支援を受けて、マルコス独裁のもとに開発独裁を進めた結果、農業国から軽工業国へと変貌を遂げ、1960年にはフィリピンは東南アジアで最も豊かな国となった。しかし、1980年頃を境に一人当たりの所得は頭打ちとなり、マルコス大統領の独裁による政治腐敗や、1983年におきたアキノ上院議員の暗殺事件などを経て、1986年のエドゥサ革命によりマルコス政権が崩壊するともともと脆弱だったフィリピンの社会情勢は一気に政情不安状態に陥り、新人民軍とモロ族との内戦状態など、次第に外国企業にとってビジネスのやりにくい国、投資のしにくい国になり、タイやマレーシアなどの他の東南アジア諸国が急成長する中「東南アジアの病人」と言われた程経済成長が伸び悩んでいた。また、フィリピンのインフラストラクチャは極めて貧弱で、とりわけ道路、鉄道、エネルギーなどの社会資本の立ち遅れなど、工業化を妨げる一つの要因となっている。その代わりに重工業化がタイなどに比べるとまだ進んでいないために皮肉にも原油価格の変動を受けにくいとも言える。(フィリピン フレッシュアイペディアより)