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ポルトガル料理から見たカスタードプディング
ポルトガルには、卵黄をベースにしたデザートが数多くある。デザートにはシナモンやバニラで風味をつけることが多い。ポルトガルで最も人気があるデザートは、カスタードプディングの一種レイテ・クレーメであると言われている。また、クリスマスのパーティにはアロース・ドセというライスプディングが欠かせないが、ムーア人に由来する、米の代わりにヴェルミチェッリ(極細のパスタ)の一種を使って作られるプディング、アレトリアも一般的である。アロース・ドセとアレトリアの表面には、しばしばシナモン粉末とステンシルを使ってで精巧な模様を描くことがある。他のカスタードプディングに、プディン・フランがある。ケーキと菓子パンもまた、非常に一般的である。ポルトガルのほとんどの町には、卵やクリームを用いた独自の菓子がある。パステル・デ・ナタはとても贅沢な風味の小型のカスタード・タルトで、リスボンが起源だが、ポルトガル全国および海外のポルトガル人の共同体の間でも有名なものである。ドーナツに似た揚げ菓子には、ベイリョス、フィリョスやアゾレス諸島のマラサダがある。南部のとくにアルガルヴェ地方ではアーモンドとマジパンを含む菓子が多く、ムーア人の影響を示している。他のムーア人に起源を持つ菓子には、飴細工の一種アルフェニンがあり、日本の有平糖の原型となった。(ポルトガル料理 フレッシュアイペディアより)
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マンゴープリンから見たカスタード・プディング
高級店や香港資本の店などで香港と同じ作り方で供される例もあるが、日本で販売されているものの多くのは、プラスチック容器に充てんされた工場生産のものであり、使用している材料も、生のマンゴー果肉ではなくマンゴーピューレーまたはマンゴー果汁を、ゼラチンではなく増粘多糖類を、生クリームではなく脱脂粉乳や植物油を使っている事が多い。場合によっては、マンゴーの代わりに色が似ている黄桃を刻んで入れている場合さえある。そのため、風味の面でも栄養価の面でもいわゆる本場のものとはかなり異なるものが多い。また、洋菓子店などで売られることが多く、カスタード・プディングの容器と似たカップに入れて販売される事が多い。(マンゴープリン フレッシュアイペディアより)