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ホストクラブから見た東京駅
東京にホストクラブが誕生したのは1965年に東京駅八重洲口前でオープンしたナイト東京である。前身は「京の花」というグランドキャバレーであったが経営に行き詰まり、大量のダンス講師を雇いその広大なフロアをいかした女性のためのダンスホールとして生まれ変わる。ダンスホールには休憩のためにソファーが置かれたサロンスペースがあり、講師にチップを払うことで一緒に酒を飲むことができた。東京オリンピック(1964年)後の不景気ではあったものの時は高度経済成長の真っ只中、テレビ、冷蔵庫、洗濯機は『三種の神器』として持てはやされ、また経済的にゆとりのある主婦は暇と金を持て余していた。『流行のダンスを踊りたいけれど、主人は仕事で忙しく無理だし、一緒に踊ってくれる相手が欲しいわ』。このような主婦のニーズが見事にマッチしたことや、東京駅前という場所柄もあり、財界人の妻、旅館の女将といった地方客から際立って高い需要を得る。しかし創成期のホストクラブは女性客が楽しむための場所という面を重視したが故に、ホストの収入・待遇はダンス講師時のまま、時給などの保証給はなく、指名料、チップ、ヘルプからのバックのみ、更に客からはダンスを始め、容姿やタレント性をも重要視されるようになってしまう、これらによって生存競争は著しく激しいものとなり、ホストで生計を立て存続出来得るのはごく限られた少数の者のみであった。(ホストクラブ フレッシュアイペディアより)
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ホストクラブから見た不法就労
韓国人がホストクラブで勤務することを目的に来日するケースが増えており、日本では毎月100人〜200人はホストでの就労目的で来日する韓国人がおり、3,000人〜4,000人もの韓国人ホストがいるとされている。韓国内の売春取締法が強化されたことで韓国女性の売春目的とする日本へ上陸が増え、その女性を相手にするためにさらに韓国人ホストが入国する形となっている。客としては主に韓国人風俗嬢やホステスであったが、2004年あたりからの韓流ブームなどにより一部の日本人年配女性も顧客となり始めた。韓国人ホストの多くは不法滞在・不法就労であり、逮捕者も多く出ている。また、韓国人ホスト同士のいざこざなどもあり、殺人事件に発展したケースもある。(ホストクラブ フレッシュアイペディアより)
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ホストクラブから見た暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律
こういったホストクラブは暴力団の資金源になっているとの指摘もある。以前は新しいお店を開業すると、そこを縄張りにしている暴力団員がやってきてみかじめ料と称して、月々、いくらかの上納金を請求するということがよく行われていた。しかし、『暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律』(暴力団新法)の施行によって規制が厳しくなり、店側が付き合わない限り『みかじめ料』は、ビジネスとして成立しなくなった 。(ホストクラブ フレッシュアイペディアより)