
マツタケから見たケイ皮酸
この香りの主成分は、1938年(昭和13年)、農学博士・岩出亥之助により解明され、マツタケオールと呼ばれる1-オクテン-3-オール 1-octene-3-ol とtrans-2-オクテン-1-オール trans-2-octene-1-ol 、およびケイ皮酸メチル methyl cinnamate からなるとし、人工合成にも成功した。特にマツタケ特有の香りを生んでいるのはケイ皮酸メチルである。マツタケの香りを再現した安価な合成香料も「マツタケエッセンス」などとして市販されている。(マツタケ フレッシュアイペディアより)