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四輪操舵から見たマツダ
これに対しパッシブステアは、ブッシュの変形を利用するまでは変わらないが、旋回初期の極浅いロールの際、後輪を一瞬だけトーアウト(逆位相)にコントロールするものである。動作が受動的であるためアクチュエーターはなく、タイロッドを持たない点が四輪操舵とは異なる。挙動を乱しスピンに至らないよう、外輪のみをトーアウトとするものもある。主に前輪駆動車やスポーツカーの一部で、回頭性を向上させるための「きっかけ」として用いられる。簡単な構造で四輪操舵に近い効果を実現できる反面、高度な制御を行うことはまったく不可能である。また、ブッシュの温度特性や経年劣化、あるいは路面の摩擦係数の変化などにより動作が変動する点も弱点となる。マツダのナチュラル4WS、いすゞのニシボリック・サスペンション、SAABの ReAxs(リアクシス)などがある。マツダでは現行車にも採用されているが、かつてほど大々的に宣伝されてはいない。(四輪操舵 フレッシュアイペディアより)
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GAZから見たマツダ
なお、GAZはソ連時代のゴーリキー自動車工場時代に、VAZ(ヴォルガ自動車工場)製のロータリーエンジンの供給を受けて、自工場の車両に搭載していた事が近年になって知られるようになった。GAZ製ロータリーエンジン搭載車両の特筆すべき点は、GAZ 3102のKGBを始めとする官公庁専用販売グレードや高級官僚向けリムジンGAZ 14"チャイカ"に3ローターエンジン搭載車をラインナップしていた事である。3ローターの市販車両への採用例はマツダのユーノス・コスモを除けば、世界的にもGAZ製車両にしか例が無い。しかし、これらのソ連製ロータリーエンジンは、冷戦時代にNSUやマツダへのライセンス料を支払わずに生産を行っていた関係で、現在エンジンメーカーのVAZも表立ってロータリーエンジンの存在をアピールしておらず、ロシア語の言語の壁もあり西側英語圏諸国も含めて、ロシア国外へは未だにその全容が十分に伝わってきていないのが現状である。(GAZ フレッシュアイペディアより)
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2011年のル・マン24時間レースから見たマツダ
なお、同年の3月11日に日本の宮城県沖で発生した東日本大震災で、日本国内は深刻な被害を受けた。当然ながら日本のモータースポーツ界も、電力不足やガソリン不足などの社会的混乱等で、レースの開催中止や延期などが相次ぎ、大変大きな影響を受けることとなった。(東日本大震災によるモータースポーツ界への影響の詳細は、東日本大震災によるスポーツへの影響を参照のこと。)日本人ドライバーの参戦は中野信治ただ一人のみであり、日本メーカーはエンジンのみの提供で、シャシーを含めた自社製のプロトタイプレーシングカーを投入しての本格的なワークスチームによる参戦がなかっただけでなく欧米メーカーのGTカーを使用して参戦する日本チームさえ皆無であった。その中でACOは、本年のル・マン24時間に参戦する全ドライバーのサインを寄せ書きしたフランスの国旗を贈るなどの日本に対する支援を行ない、また一方で日本国内でも、マツダが被災した中高生をル・マンに招待するなど、ル・マン24時間レースと日本との関わり合いが絶えないように交流が続ける努力がなされた。(2011年のル・マン24時間レース フレッシュアイペディアより)
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