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マル・チキータから見たラムサール条約
もっとも多く流れ込む水は塩分を含んだドゥルセ川の水である。ドゥルセ川の下流とマル・チキータ周辺部は湿地帯となっており、特に水鳥などの生物多様性に富んでいる。湖の南西からプリメーロ川とセグンド川が、他にも数本の川が流れ出ているが、これらの川の流量は乾季と雨季で大きく変化する。また、数年以上のスパンでの変化もあり、1970年代から1980年代にかけて水位が2m以上も上昇した。湖の塩分濃度はとても高いが、乾季には250 g/l、雨季には40 g/lと季節によって極端に変化している。湖にはメダノ島などいくつかの島がある。蒸発量の増加や湖底の上昇などで湖の面積はゆっくりと縮小しており、いずれは塩類平原に変化することが予想されている。塩分濃度が濃すぎて生物の存在が不可能とされているが、病気の治療や療養などのために多くの湖を観光客が訪れる。1945年から1980年にはウィーン・グランドホテルが湖畔にホテルを経営していた。2002年5月28日にはラムサール条約に登録され、水鳥の生息地として国際的に重要な湿地として認められた。(マル・チキータ フレッシュアイペディアより)
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越前加賀海岸国定公園から見たラムサール条約
越前加賀海岸国定公園(えちぜんかがかいがんこくていこうえん)とは、石川県加賀市の加佐ノ岬から福井県敦賀市の田結崎に至る100km余りの海岸線を中心に指定された国定公園である。内陸1km前後にあるラムサール条約指定湿地の片野鴨池及び中池見湿地を含有している。昭和43年(1968年)5月1日指定。面積20,596ha(陸地9,794ha、海域10,802ha)。(越前加賀海岸国定公園 フレッシュアイペディアより)