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リコーから見た日立製作所
複写機のデジタル化では先陣を切り、カラー化が主流となった今、国内でのシェアはカラー、モノクロで総合首位である。スモールオフィス向けの小型複合機やファクスでも高いシェアを持つ。1990年代以降、提携・買収による事業戦略の強化を進めており、2001年には米OA機器販社レニエを子会社化し、海外事業の販売力を強化。2004年には日立製作所の大型プリンター部門を分社化した日立プリンティングソリューションズ株式会社を友好的買収により子会社化し、大型業務用プリンター事業に参入した。2007年には米IBMの大型業務用プリンター事業部門を買収し、同事業の強化を推し進め、OA関連機器事業全体の収益増を見込んでいる。(リコー フレッシュアイペディアより)
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リコーから見たライカ
カメラの老舗でもあり、戦前はライカに範を取り独自の機構を盛り込んだ「護国」「リコール」シリーズ等の高級カメラから、各種蛇腹カメラや35ミリフィルム使用のコンパクトカメラの先駆ともいえる「オリンピック」シリーズ、各種軽便カメラ等の中級?大衆機までを手広く製造した。戦後は構造を単純化し製造を容易にした「リコーフレックスIII」が安価(6,500円)でよく写ると大評判になり、一時は店頭に行列が出来たりプレミアすらついたりと爆発的な売れ行きを示し、国産二眼レフカメラの大ブームの火付け役となった。リコーフレックスはその後次々と改良・シリーズ化され、高品質大衆カメラのリコーという印象を消費者に植え付けた。一眼レフカメラの時代には、旭光学(現・ペンタックス)のカメラと互換性のあるプラクチカマウントやKマウントを採用したカメラを発売している。性能と比べて廉価な価格はアマチュアカメラマンの支持を得たが、世界初のオートフォーカス一眼レフや太陽電池を搭載した一眼レフの発売など技術的な挑戦を重ねている。(リコー フレッシュアイペディアより)