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中国人民解放軍から見た河村建夫
2000年代に入ってからアメリカやイギリス、日本などは中国に対して国防予算の内訳の透明性を向上させることを求めている。2008年3月4日には、日本の町村信孝官房長官が中国の国防予算について「とても周辺の国々、世界の国々には理解できない。その中身がはっきりせず、透明性の欠如は大きい」とし、さらに「五輪を開き、平和的に発展していこうというお国であるならば自らの努力で(中身を)明らかにしてもらいたい」と批判した。また2009年3月4日には河村建夫官房長官が「発表されたものは依然として不透明な部分があり、国防政策、軍事力の透明性を一層高めていただくことが望ましい」と中国の国防予算の内訳について透明性の向上を求めた。(中国人民解放軍 フレッシュアイペディアより)
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中国人民解放軍から見た孫文
国共内戦で対峙した台湾の中華民国国軍OBと人民解放軍の間では黄埔軍校同学会などを通じて活発に交流が行われており、2011年6月6日に北京で両軍の交流行事が行われた際に出席したら台湾の退役将校が「われわれ国軍も共産党軍もともに同じ中国軍」「歴史的任務と使命である中台統一のためにともに頑張ろう」と席上で発言してこれを人民解放軍少将の羅援が称賛したことは台湾で当時の馬英九中華民国総統が「困惑してる」とする声明を出すに至る大きな騒ぎとなった。2016年11月11日にも北京で開催された孫文生誕150周年記念式典に招かれた中華民国国軍の退役将校団が中華人民共和国の国歌である義勇軍行進曲の演奏の際に起立したことが台湾で物議を醸し、羅援少将は「先祖を忘れ、国家を分裂させ、統一という歴史の流れに逆らう者は罰すべきだ」とこれを擁護した。(中国人民解放軍 フレッシュアイペディアより)
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中国人民解放軍から見た劉暁波
2008年アメリカ合衆国大統領選挙に勝利したバラク・オバマは親中派と見られていたため、米中両国の友好関係の緊密化が期待された。オバマ大統領は、同年11月に訪中して胡錦濤主席と会談、共同声明で米中の戦略的相互信頼の構築と強化を謳い、G2(チャイメリカ)という二大大国を意味する言葉が謳われ、米中接近が演出された。この当時は、オバマ大統領は会談などで中国国内の人権問題やチベット、新疆ウイグル、国内における少数民族への弾圧や浄化政策などへの批判を控え、中国側の自制を期待していた。しかし中国はその後も、南沙諸島問題などで周辺諸国に積極的な軍事行動を行い、中国におけるアメリカ寄りの活動家劉暁波へのノーベル平和賞授与への妨害介入など、毅然とした態度を取り続けた。アメリカ側も、2010年以降台湾への兵器売却の決定、ダライ・ラマ14世とオバマとの会談を行うなど、方向転換しつつあるという見方も有る。ただし、オバマは中国を経済的なパートナー国であるとも宣言しており、米中関係の緊密化は必要だとも述べている。(中国人民解放軍 フレッシュアイペディアより)