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ベンジャミン・I・シュウォルツから見た中国共産党
第1に1951年に出版された『中国共産党史――中国共産主義と毛沢東の抬頭』である。朝鮮戦争が勃発し、「中国の喪失」という現実に直面していたアメリカは、なぜ中国で共産革命が成功したのか、という問いを突きつけられていた。これに対してシュウォルツはイデオロギーからくる先入見を排して、中国の共産主義はソ連の単なるコピーではなく、その歴史に根差した独自の結果であると主張した。中国共産党に関するこの研究によってシュウォルツの名声は世界的なものとなった。WorldCatによると、本書は1548館の学術図書館に所蔵されている。(ベンジャミン・I・シュウォルツ フレッシュアイペディアより)
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