
エトレチナートから見た中外製薬
エトレチナート()とは、ビタミンA誘導体であり乾癬や毛孔性苔癬に有効とされる薬である。ロシュが開発し、FDAは1986年に承認した。欧米ではテジソン (Tegison) の名で発売されていたが、催奇性という強い副作用のために1996年にカナダ、1998年に米国で使用禁止となっている。日本では中外製薬からチガソン (Tigason) の名で発売されており、先進国では唯一発売が続けられている。日本国内でも2例の先天異常症例が報告されており、製造元である中外製薬が定期的に注意喚起を行っている。(エトレチナート フレッシュアイペディアより)