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広瀬章人から見た久保利明
第52期(2011年度)王位戦は、羽生善治二冠(王座・棋聖)の挑戦を受ける。第1局・第2局と勝つも、第3局・第4局と落とし第5局に勝ち、初防衛に王手をかける。第6局目を落とし、第7局目(9月12日9月13日、第6局と同じ神奈川県秦野市の陣屋)を迎えることとなったが、敗れて失冠した。第5回朝日杯将棋オープン戦は、決勝で、羽生二冠に敗れ、準優勝となる。第70期順位戦において、9勝0敗となり、最終局を残してB級1組への昇級を決める(最終成績は10勝0敗で1位)。そして2014年2月13日、第72期順位戦B級1組12回戦(自身11戦目)で丸山忠久を破り、9勝2敗として2位以内が確定しA級昇級を決める。これにより、同日付けで八段に昇段した。初めてA級に加わった第73期順位戦A級では、行方尚史、渡辺明、久保利明とともに6勝3敗で並び、プレーオフに進出したが、久保に敗れ、名人への挑戦権を得られなかった。第56期(2015年度)王位戦では、羽生善治王位への挑戦権を得たが、1勝4敗で敗れた。(広瀬章人 フレッシュアイペディアより)
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高橋道雄から見た久保利明
2008年度は先手では矢倉、後手では横歩取り8五飛を原動力として24勝15敗(勝率0.615、B級1組以上では羽生善治、久保利明に次ぐ高勝率)と好調で、第67期順位戦B級1組では8勝4敗の成績で井上慶太と共に6期ぶりでA級へ復帰した。A級昇級を決めた2人がともに40歳以上であるのは、第43期の有吉道夫と二上達也以来。翌第68期(2009年度)A級順位戦では2位で勝ち越し、15年ぶりのA級残留に成功した。第69期(2010年度)A級順位戦では3位に、第70期A級順位戦では2勝7敗と大きく負け越したものの、久保利明、丸山忠久と同率となり、前年度順位上位のため残留となり、史上初の2勝7敗での残留となった。(高橋道雄 フレッシュアイペディアより)