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五島列島から見た禁教令
1566年にイエズス会宣教師のルイス・デ・アルメイダらが五島にも来島してキリスト教(カトリック)の布教を行っている。これを受けて翌年に領主宇久純定の子の宇久純尭が洗礼を受け、1571年に家督を継いでキリシタン大名となっているが、五島のキリスト教はその直後から豊臣秀吉や江戸幕府によるキリスト教禁止政策(禁教令)よって一度はほぼ完全に衰退している。秀吉の時代には九州各地にかなりキリスト教が浸透していたが、キリシタンへの迫害が始まると多くは棄教するか潜伏キリシタンとなった。1597年に長崎で殉教した日本二十六聖人に中には五島出身の聖ヨハネ五島もおり、現在では福江島の堂崎天主堂 に彼の殉教を祈念する像が建立されている。(五島列島 フレッシュアイペディアより)
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