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竹本忠雄から見た伊勢神宮
1971年(39歳)3月、『ル・モンド』(Le Monde)に、評論「解放の笑い/寒山からジョルジュ・バタイユまで」(Le rire libérateur de HanShan à Georges Bataille)の掲載により、外国人でありながら巧みなフランス語を認められ、同新聞社から依頼を受け、「我は他者なりや/川端康成、安部公房、大江健三郎の日本三小説家作品」(4月19日)、「自らの起源を索める民族、日本」(1973年5月13/14日)を寄稿し、在パリ文芸評論家として定評を得る。5月5日、恩師ジャン・グルニエの葬儀。5月、ブルージュ武術協会において「肚について」を講演。6月22日、ベルリンからかけつけた黛敏郎とともに「パリ憂国忌」を主催する。エール・フランス機内誌『アトラス』10月号に「神道/鏡の霊性」(Le shintô/ La spirutialité d'un miroir)掲載し、フランスに伊勢神宮の写真西行などを紹介する。10月1日、昭和天皇の御来仏前夜、フランスラジオのインタビューで天皇とマッカーサーの会見秘話を語る。10月2日、昭和天皇皇后両陛下を日本大使館公邸にて、在留邦人二百人余とともに迎える。(竹本忠雄 フレッシュアイペディアより)
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