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オートクレーブ養生した軽量気泡コンクリートから見た住宅
地盤の地耐力が低く、経年変化により地盤沈下が起こりやすい軟弱地盤に、一戸建住宅や小規模建築物を建設する際には、建物の総重量の軽減化や工期の短縮を目的としてALCパネルを採用することがある。一般的な鉄筋コンクリート構造では鉄筋工事による配筋、柱・梁・スラブ等の型枠工事、コンクリートの打設によるコンクリート工事を経て構造体を構築するのに対し、ALCパネルを用いた建物では切断加工した既製品を建設現場でクレーンなどの揚重機を用いて吊り下げて鉄骨の柱や梁に固定して外壁や床の構造体ができあがることから工事工期の短縮が期待される。狭小敷地や隣接建物が迫っている区画などでは上空からALCパネルを吊り下げることで外壁ができあがり、コンクリート造では困難な場所でも施工できる場合が多い。(オートクレーブ養生した軽量気泡コンクリート フレッシュアイペディアより)
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ボザール様式から見た邸宅
ボザール的個人邸の敷地計画に対するハバードとキンブルの典型的な要素は、邸宅、玄関、エントリーコート、管理棟、庭、テラス、進入路、管理用道路、開けた空間、木立の点在する芝生、添景としてのあずま屋、などで、それらは、強い軸線や弱い軸線に結びつけられて一連の構成をなすように配置されている。整形庭園は、慎重に囲まれることで特別な単位を形成し、明らかに人間の技を示す作品として位置づけられる。たとえば、庭園東側から邸宅入り口に登る階段から、単位の一つを目にすることができ、軸は周囲の木立がつくる暗い背景にして注意深くおかれたパビリオンを焦点とし、庭園自体は三つの軸で構成される、中心軸は邸宅西側の居間のドアを抜けてゆく軸であり、邸宅と庭園を一つの単位とする。また庭園の園路がもう二つの軸を決定する、などである。(ボザール様式 フレッシュアイペディアより)
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