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シネマ尾道から見た佐藤純彌
広島県尾道市は小津安二郎監督の『東京物語』や大林宣彦監督の『転校生』などが生まれた土地であり、「映画の街」と呼ばれる。おのみちフィルムコミッション公表資料から内閣府政策統括官室が作成した資料によると、1929年の『波浮の港』(木藤茂監督)から2005年の『男たちの大和/YAMATO』(佐藤純彌監督)まで、尾道を舞台とした映画は40本もの作品が途切れることなく続いている。初めて映画のロケが行われた1928年以降、2015年までに150本以上の映像作品の撮影が行われたとされている。1950年代の尾道市には約10館の映画館があったが、テレビの普及とともに相次いで閉館していった。(シネマ尾道 フレッシュアイペディアより)
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何が彼女をさうさせたかから見た佐藤純彌
1992年になって、ロシア領事館で開催された『おろしや国酔夢譚』(佐藤純彌監督)の試写会に協力した帝国キネマ社長山川吉太郎の孫・山川暉雄からソンツェフ副領事を通じて照会したところ、モスクワの国立ゴス・フィルモフォンドにあるフィルムが、本作にほぼ間違いはないとの確認がとれた。このフィルムは再編集の後にロシア語字幕が追加されており、終戦後満州に攻め込んだソ連軍が接収したと思われていたが、実際には上映直後に映画ジャーナリストの袋一平が単身ソ連へ持ち込んでソ連の事情に合わせて編集・翻訳し、上映したものを元にしたものだと考えられている。(何が彼女をさうさせたか フレッシュアイペディアより)
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