
加藤一二三から見た飯島栄治
引退が決定した翌日の1月20日の第88期棋聖戦二次予選・対飯島栄治戦(この時点の飯島は、順位戦B級1組・竜王戦2組の強豪棋士)にて、結果としては現役最後となる勝ち星を挙げ、大きな注目を集めた。加藤はこの勝利によって丸田祐三が持っていた最高齢勝利記録(76歳11ケ月)を更新(77歳0ケ月)した。そして、同年2月8日には同じく棋聖戦二次予選で佐藤天彦名人と対戦したが、現役の名人と引退直前の棋士が対局するのは極めて稀なことであった。この対戦により、加藤は自身を除く実力制の全名人経験者と対戦することとなった。(加藤一二三 フレッシュアイペディアより)