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恒心から見た加藤紘一
2000年(平成12年)の第42回衆議院議員総選挙で最後の明治生まれの桜内義雄と原健三郎が議員引退して明治生まれが全て引退して、2009年(平成21年)の第45回衆議院議員総選挙で、中山太郎が落選して大正生まれ(大正世代)の議員がいなくなり全議員が昭和生まれとなった。1990年代は竹下派七奉行や清和会四天王と呼ばれた政治家が活躍した。20世紀の間は大正生まれから、昭和一桁生まれ・昭和10年代生まれの政治家に世代交代をする移行期であり、大正生まれ(中曽根康弘・竹下登・宇野宗佑・宮澤喜一・村山富市・梶山静六など)から昭和一桁生まれ(土井たか子・海部俊樹・武村正義など)・昭和10年代生まれ(小沢一郎・羽田孜・細川護煕・橋本龍太郎・小渕恵三など)までの政治家が1990年代の政界を主導したが、竹下派七奉行や安倍派四天王を中心に2000年代に入るとこれらの政治家の多くが死去したり引退した。自由民主党では自由民主党総裁選挙での自由民主党の派閥争いが弱体化したが総理大臣の座を巡って、ネオ・ニューリーダーと呼ばれた政治家が活躍して、金竹小・安竹宮・YKK(山崎拓・加藤紘一・小泉純一郎)・麻垣康三・NAISの会(根本匠・安倍晋三・石原伸晃・塩崎恭久)などと呼ばれた政治家が注目された。2000年代になると、昭和10年代生まれ(森喜朗・小泉純一郎・亀井静香・小沢一郎・福田康夫・麻生太郎など)・昭和20年代生まれ(鳩山由紀夫・菅直人・岡田克也・安倍晋三など)が主導権握り、2010年代になると、昭和30年代生まれ(前原誠司・野田佳彦など)の政治家が主導権を握り始めた。与野党で戦後生まれの党首が誕生して、国会議員は大日本帝国期の1945年(昭和20年)以前に誕生した戦前生まれ・戦中生まれの政治家より、団塊の世代など第二次世界大戦の後に誕生した戦後生まれの政治家の方が多数となった。新党ブームがあった1990年代には、昭和30年代生まれ・昭和40年代生まれ(新人類・バブル世代)が、小泉チルドレン・小沢ガールズなどが注目されるようになった2000年代には、昭和40年代生まれ・昭和50年代生まれ(氷河期世代・団塊ジュニア)が国会議員となった。2010年代には昭和60年代生まれが国会議員となった。(恒心 フレッシュアイペディアより)
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