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医学から見た薬師如来
仏教圏において、「医」の象徴として薬師如来が知られていることからも判るように、「医」は元々は漢方等の「薬」を扱っていた者によって行われていた。古代中国においては、「医」は主に道士や法師等によって営まれ、宗教と密接に繋がっている。伝統中国医学は、単に「医」または「医方」と呼ばれており、勘と経験に頼る部分が非常に大きかったが、明時代になると、鍼灸だけでなく、漢方薬においても、中国の根本的な理論である陰陽五行思想や経絡理論など、理で固めるようになり、理論的・学問的な色彩が強くなった。それを強調するために、あえて「醫學」という言葉が用いられるようになったのである。(医学 フレッシュアイペディアより)
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医学から見た病気
1950年代には、一流病院の西洋医学の医師らが、ひどいことに、X線で子供たちの大切な胸腺を損傷・破壊していた。本当は、子供というのは、活発に免疫系を発達させる時期にあたり、リンパ球に抗原を認識させる際などに胸腺が重要なはたらきをしており、そのため子供の胸腺は、どんな子供でも、もともと肥大しているものなのである。それは通常の生理現象なのである。ところが、西洋医学の医師らは、どんな子供にもある胸腺肥大という生理現象を、愚かにもそして傲慢にも、「病気」と考えてしまい、大切な胸腺をX線で破壊・退縮させてしまい、そうした自らの加害行為を「治療」と呼んでいたのである。1950年代の西洋医学の医師たちは、胸腺の機能を理解しておらず、それを「役立たずの器官」などと誤って見なし、幼児期における肥大を「なんらかの病気の兆候に違いない」などと誤って判断し、加害していたという。(医学 フレッシュアイペディアより)