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不妊虫放飼から見た久米島
日本では、沖縄のウリミバエに対してこの方法が行われ、成功を収めている。ウリミバエは腰がくびれ、一見ハチのように見える1cm足らずのミバエで、キュウリやゴーヤーなどウリ類を中心とした果実に親が産卵し、幼虫は果実の内部を食い荒らす。もともと日本にはいなかったが、台湾から侵入したらしく、20世紀初頭に八重山で見つかり、1970年には沖縄本島周辺の離島である久米島で発見された。このため、沖縄からはウリ類などの本土への出荷ができず、また、このままでは本土への侵入も懸念されることから、復帰記念事業の一つとして久米島でのウリミバエの不妊虫法飼法による根絶が行われることになった。なお、ウリミバエは次第に北上して1980年頃には奄美群島を含む琉球列島全域に見られるようになった。(不妊虫放飼 フレッシュアイペディアより)
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平成13年台風第16号から見た久米島
9月6日に沖縄県石垣島近海で発生した台風16号は当初は東進していたが太平洋高気圧の壁に阻まれて進路が定まらなくなり、9月7日7時半頃に沖縄県沖縄本島南部を通過し、9月7日から8日にかけて暴風にさらされた。9月8日3時半頃、沖縄県沖縄本島中部を通過後は進路を西寄りに変えて9月9日には遠ざかったが、東シナ海で再び沖縄本島方面へ進路を変え9月11日に強い勢力で再び接近した。台風は9月11日から13日にかけて沖縄近海でほぼ停滞し、沖縄本島や久米島・慶良間諸島では長時間にわたり暴風にさらされた。9月13日3時半頃、沖縄県久米島付近を通過。その後、台風は南西諸島から遠ざかったが、東シナ海をゆっくりとした速度で南西進するなど複雑な動きを続け、9月16日に台湾に上陸して熱帯低気圧に変わったが、9月20日に再び発達して台風の勢力となり中国華南に上陸して消滅した。(平成13年台風第16号 フレッシュアイペディアより)
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平成19年台風第11号から見た久米島
平成19年台風第11号(へいせい19ねんたいふうだい11ごう、アジア名:ナーリー〔Nari、命名国:韓国、意味:百合〕)は2007年(平成19年)9月に発生し、日本に接近して韓国に上陸した台風である。急激に発達した後、久米島を直撃し、猛烈な風の被害をもたらした。(平成19年台風第11号 フレッシュアイペディアより)
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南西諸島から見た久米島
伊平屋・伊是名島はチャートと砂岩から構成され、石灰岩は見受けられない。山勝ちな島々で、伊平屋島には琉球列島で最大の沖積平野の一つが広がる。慶良間列島も山地状の島々であるが、砂岩と変成岩(緑色片岩と千枚岩)で成る。千枚岩は慶良間列島各地に分布するが、緑色片岩は過去に銅鉱を産出した久場島と屋嘉比島に見られる。久米島北部は第三紀の火山岩で構成され、標高300m以上に達するが、南部は琉球石灰岩が卓越し平地を成している。久米島各地には鉱山跡が残存し、かつて金を採掘していた。また久米島東海岸の奥武島には畳石といわれる安山岩の柱状節理が形成されている。(南西諸島 フレッシュアイペディアより)