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平成5年台風第13号から見た久米島
8月30日に沖ノ鳥島近海で発生した台風第13号は西寄りに進みながら発達し、9月1日には進路を北寄りに変え、9月2日には中心気圧925hPa、最大風速50m/sの大型で非常に強い勢力となって北上を続けた。最大勢力で台風が直撃した久米島では最大瞬間風速、53.9m/s、最大風速36.5m/sを観測したが、その瞬間に風速計が破壊され、非公式にはさらに強い強風が観測されている(自衛隊の風速計では100m/sを超えていたとされる)。台風は勢力を保ちつつ九州に接近し、翌3日16時前に中心気圧930hPa、最大風速50m/sという記録的な勢力で薩摩半島南部に上陸した。台風の進路がやや東に寄ったため九州の大部分は可航半円に入り、台風の勢力程は強い強風は吹かなかったが、それでも最大瞬間風速50m/s以上を観測している。また、台風の上陸地点に近かった鹿児島県枕崎市では939.7hPaの最低海面気圧を観測した。鹿児島県では集中豪雨により地盤が弱っているところに台風の大雨が降ったので土砂災害により33名もの犠牲者が出た。台風は上陸後は急速に勢力を弱めながら、四国、中国地方を通って日本海に出、4日21時に温帯低気圧に変わった。(平成5年台風第13号 フレッシュアイペディアより)
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デイゴヒメコバチから見た久米島
2004年に行われたデイゴ類に発生するメイガ類の調査時には、デイゴヒメコバチの被害は確認されなかった。しかし、2005年5月に沖縄県石垣島でデイゴに多数の虫こぶが確認された。その後、沖縄本島などでも同様の症状が確認され、これらの虫こぶの解剖や飼育を行った結果、これらの虫こぶからデイゴヒメコバチが発生するのが確認された。石垣島や沖縄本島以外でも、これに続いた調査で波照間島、西表島、宮古島、久米島、竹富島などでデイゴヒメコバチが確認され、2006年には前年には確認されなかった鹿児島県奄美大島、徳之島で確認された。徳之島では街路樹として使われているアメリカデイゴでもデイゴヒメコバチの寄生が確認され、同様に街路樹として使用している鹿児島県の本土や宮崎県などにおいても、移入による被害が懸念されている。(デイゴヒメコバチ フレッシュアイペディアより)
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軍用手票から見た久米島
このように軍隊が所属する国家の通貨制度とは分離して軍票を使用する制度を用いるのは、自国の通貨を使用すると通貨供給量が激増し、結果的にはインフレーションで経済破綻する恐れがあるほか、敵国に自国通貨が渡ると工作資金になる危険性があるなど、戦略面からの要請があるためである。また手形であるため、手持の貴金属による支払いに比べ、実際の経済力以上の物資の徴発が可能でもある。また西南戦争時の西郷札のように反政府軍が勝手に印刷し流通させたものや、沖縄県の久米島を占領したアメリカ軍の一部隊が軍中枢の許諾なしに謄写版で印刷し勝手に発行した久米島紙幣もある。(軍用手票 フレッシュアイペディアより)