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早船ちよから見た吉永小百合
1934年(昭和9年)に文学者の井野川潔と結婚。浦和市に移り、1941年(昭和16年)、夫とともに文学同人誌「山脈」を創刊、初めての童話集『七ヒキノコガニ』を出版。1959年(昭和34年)より1960年(昭和35年)にかけて『キューポラのある街』を雑誌「母と子」に連載。同作は、1961年(昭和36年)に出版され、翌1962年(昭和37年)には日本児童文学者協会賞を受賞するとともに日活で吉永小百合主演により映画化された。その後も『キューポラのある街』の続篇を書き続ける一方、苦難の中でたくましく生きる女性や公害問題を追求する作品など社会性のある小説を発表した。晩年は、埼玉児童文化の会を中心とした児童文化運動を夫・井野川潔と二人三脚で推進した。2005年(平成17年)に老衰のため、神奈川県湯河原町の病院で死去。享年91。(早船ちよ フレッシュアイペディアより)
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