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魚津市から見た特別天然記念物
市内の多くが立山黒部ジオパークである。沿岸地域は世界で最も美しい湾クラブに加盟した富山湾に面し、蜃気楼、ホタルイカ、魚津埋没林(国の特別天然記念物)が有名。また、漁業が盛んであり、北洋漁業の根拠地となっている。ホタルイカが水揚げされる富山市から魚津市にかけての富山湾沿岸は、特別天然記念物に指定されている。周辺都市に比べ大型の郊外型商業施設の出店が多い。また、あいの風とやま鉄道線と富山地方鉄道本線の乗り換えが可能なため、立山黒部アルペンルートや黒部峡谷鉄道(トロッコ電車)など観光地への交通の要衝であり、乗り換え客や宿泊施設が多い。(魚津市 フレッシュアイペディアより)
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風穴から見た天然記念物
風穴の植物が初めて記載されたのは牧野富太郎や、三好学による長走風穴によるものが最初で、そこでは標高200m程度のコナラやミズナラの林の中にコケモモやゴゼンタチバナ、オオタカネバラなどの高山から亜高山帯の植物群落が見られる。三好の調査により1926年には「長走風穴高山植物群落」として、富士山麓に次ぐ国指定天然記念物となった。また、福島県の中山風穴ではオオタカネバラやアイズシモツケ、ベニバナイチヤクソウなどからなる、やや規模が大きい植物群落があり、1964年に「中山風穴地特殊植物群落」として国指定天然記念物に挙げられている。風穴植物が天然記念物になっているのはこの2ヶ所のみである。これらは、氷河期の植物のレフュージア(逃避地)という見解もある。(風穴 フレッシュアイペディアより)
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ツシマヤマネコから見た天然記念物
日本国内に分布するネコ類は、人為的移入種であるイエネコを除けば、対馬のツシマヤマネコと、西表島のイリオモテヤマネコの2つのみである。1965年の劇的な発見と報道(毎日新聞、1965年4月15日)により全国的に知られるようになったイリオモテヤマネコと比べると知名度は劣るが、本種も同様に絶滅が危惧される希少動物である。1994年、環境庁(当時)によって国内希少野生動植物種に指定されたが、哺乳類では長らくイリオモテヤマネコと本種の2種のみが指定種であった(2004年にダイトウオオコウモリとアマミノクロウサギが、2009年にオガサワラオオコウモリが指定され、現在は5種)。1971年には国の天然記念物に指定されているが、いまだイリオモテヤマネコと同じ特別天然記念物への指定はなされていない。一方、1998年の「哺乳類レッドリスト (環境省)」(当時は環境庁)発表以来、一貫して絶滅の恐れが最も高いとされている(イリオモテヤマネコは当初IB類であり、2007年よりIA類となった)。(ツシマヤマネコ フレッシュアイペディアより)
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