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小窪千早から見た国際政治学
専門は政治学であり、フランス現代政治、欧州統合、欧州の外交安全保障など、国際政治学や国際関係学にかかわりの深い分野を研究している。具体的には、シャルル・ド・ゴールが共和国大統領として率いたド・ゴール政権をはじめとする、現代フランスの政治や外交について研究している。渡邊啓貴によるド・ゴールの伝記に対する書評の中で、「民主主義におけるリーダーのあり方や、現実と理想の間での国家の外交のあり方を考えるうえで」「ドゴールの生涯は、日本人にとっても大いに示唆を与えてくれる」と論じている。また、ヨーロッパ連合の政治についても研究している。加えて、ヨーロッパ連合や北大西洋条約機構においての安全保障政策についても研究している。それらの研究で得られた知見を、広瀬佳一や吉崎知典が編著を担当した書籍に寄稿するなど、複数の学術書や専門書、学術誌などにおいて発表している。また、ウィリアムソン・マーレー、マクレガー・ノックス、アルヴィン・バーンスタインの3名が編著を担当した『戦略の形成――支配者、国家、戦争』の翻訳に参画し、ロバート・A・ダウティの論文の訳を担当するなど、学術書や専門書の翻訳も手がけている。(小窪千早 フレッシュアイペディアより)
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