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エル・グレコから見た大原美術館
日本においては1584年に天正遣欧少年使節がグレコがトレドで活動している時期と同じくして来訪しており、作品を見ている可能性が指摘されている。《受胎告知》が大原孫三郎と児島虎次郎の手によって購入され、大原美術館に常設展示されている。他に、国立西洋美術館にグレコ作「十字架のキリスト」が所蔵されており、日本にあるグレコ作品はこの2点のみである。また、第二次世界大戦中特命全権公使としてスペインに赴任してスペイン美術を収集した須磨弥吉郎はグレコを高く評価し、そのコレクションは後に長崎県美術館に寄贈され展示されている(ただし、須磨コレクションにグレコ作品はない)。(エル・グレコ フレッシュアイペディアより)
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