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全国花火競技大会から見た駐車場
花火そのものは雄物川河川敷運動公園で無料で観ることができていたが、2017年(第91回大会)から、ごみ処理や会場警備等運営費用の増大を理由に、自由観覧席での観覧者についても、一人1000円の環境整備協力費が徴収されることとなった(高校生以下は無料)。その他、有料の桟敷席や法面を利用した椅子席、キャンプができる駐車場なども用意されている。ただし、有料観覧席は徹夜組も出るなど発売後すぐに完売するのが通例である。また仕掛花火は有料席最前列以外ではほとんど見えない。有料観覧席は大会協賛企業に優先的に販売されており、またチケットはウェブ上で転売を禁止しているものの実際はオークションにより高額で取り引きされるなど本来無料で見ることが出来た花火が有料化されたことへの批判も高まっている。(全国花火競技大会 フレッシュアイペディアより)
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全国花火競技大会から見た日本国憲法
第二次世界大戦後すぐに大会は復活したが、戦後の物資不足と混乱より観光客の数は激減した。その後も水害や競技大会という特殊な開催方法がなかなか観光には馴染まず観客は少なかった。この大会を観るのは地元民、花火業者とよほどの花火通を自認するような花火愛好家のみだった。たとえば、1982年(昭和57年)の第56回大会の観客は10万人と発表されている。しかしその後、過疎化が進む市の「町おこしイベント」として利用したい自治体が諏訪神社祭典とは独立した行事としてPRを開始(公金での宗教団体イベントのPRが憲法の政教分離原則に抵触するおそれがあるため。祭典は1週間前に分離開催となる)。東北6県では有数の花火大会となり、1990年代初頭には観客動員数が40万人を越えた(当時の大曲市人口の15倍以上)。(全国花火競技大会 フレッシュアイペディアより)
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全国花火競技大会から見た帽子
競技は、17時頃に開始される昼花火の部と、19時頃から開始される夜花火の部からなる。規模は夜花火の部のほうが大きい。昼花火の部は5号早打ち5発、割物または煙竜。夜花火の部は10号玉の部と創造花火の部で競われる。10号玉の部では10号玉2発が打ち上げられる。1発目は三重芯以上の芯入割物で、座り(最高点に達したときに開いているかどうか)、盆(真円であるかどうか)、肩(満遍なく放射状に広がっているかどうか)、消え口(星が一斉に消えるかどうか)、配色などの基準で審査される。2発目の自由玉は、1発目の芯入割物と重複しないことが条件となっている。創造花火は「花火は丸い」という概念を破り創造性を追求する。したがって、形は従来の丸型にこだわることなく三角でも四角でもよい。最近、他の花火大会でも笑顔やアニメキャラクターやヒマワリ、麦わら帽子、サングラス、時間差花火がお馴染みのものになったが、このような創作花火はこの全国花火競技大会が発祥とされている。テーマをもうけて2分30秒以内で形態、色彩、リズム感、立体感などの創造性を審査する。主流は速射連発(スターマイン)だが、8号玉早打ちでも良い。総合優勝者には内閣総理大臣賞、創造花火の部優勝に経済産業大臣賞、10号割物の部優勝には中小企業庁長官賞、昼花火の部優勝に大会会長賞が与えられる。また特別賞で文部科学大臣奨励賞がある。2010年(平成22年)には100周年を記念して100周年記念花火が打ち上げられた。また、第85回大会(2011年)から、前年の大会で内閣総理大臣賞を受賞した花火師による「エキシビジョン花火」が打ち上げられている。(全国花火競技大会 フレッシュアイペディアより)
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全国花火競技大会から見た台湾
競技会の合間にテーマに合わせて打上げられる、ワイドスターマイン「大会提供花火」は毎年大変な人気で、各回毎に異なるテーマを掲げて大曲花火協同組合青年部が1年かけて製作する。「大会提供花火」は幅500〜900メートルに及ぶワイドスターマイン。1セットのスターマインではなく一列に並んで何カ所も打ち上げられ、音楽に合わせて約5〜7分に渡り壮大な打ち上げを行う。フィナーレの速射連発、数カ所からシンクロで上がるトラの尾、一斉に上がる銀冠・錦冠は圧巻。ドイツ・ハンガリー・台湾・韓国など、海外でも「大会提供花火」の名で打ち上げられた。そのほか、夜の部オープニングの500メートル(2017年から700メートルに拡幅された)ナイアガラ付スターマイン、打ち上げ終了後に観客がライトを振って花火師に感謝を伝える「エールの交換」などが名物となっている。(全国花火競技大会 フレッシュアイペディアより)