
ジュウロクササゲから見た奈良県
日本では、古くは1823年(文政6年)に大和国山辺郡乙木村(現奈良県天理市乙木町)の大百姓山本喜三郎が記した古文書『山本家百姓一切有近道』に「一八ささげ」の記述があり、この頃には奈良盆地で広く栽培され、生活に根付いていたことが分かる。1890年(明治23年)に沖縄県農事試験場編が編纂した『花草類真写図』に記載があり、沖縄ではすでに知られた存在であった。中部地方で栽培を始めた時期は不明であるが、大正時代以前といわれている。本格的に栽培され始めたのは1945年(昭和20年)以降であるが、かつては広く栽培されていた。(ジュウロクササゲ フレッシュアイペディアより)