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1980年の読売ジャイアンツから見た定岡正二
年明け早々、金銭トレードでロッテに放出された張本勲が「巨人は間違った方向に進んでいる」と発言、さらにヘッドコーチに就任したばかりの青田昇が週刊誌上での発言が元で辞任に追い込まれるなど波乱続きのまま開幕を迎えたチームは、いきなり開幕3連敗と躓き、その後も借金生活から抜け出せない日々が続いた。投手陣は2年目の江川卓が最多勝のタイトルを獲得、定岡正二と西本聖も防御率2点台をマークするなど、チーム防御率はリーグ唯一の2点台と健闘したが、一方で打撃陣は前年18年ぶりに無冠に終わった王貞治が打率リーグ最下位と低迷、10月12日に19年連続となる30号本塁打を放つもこれが現役最後の本塁打となり、チーム打率もリーグで唯一2割5分を割り込んだ。10月19日と20日に、日本シリーズへ向けて調整モードの広島相手に連勝し、辛うじてシーズン勝ち越しとAクラスを確保したが、翌日長嶋監督は解任され、さらに11月4日には王も現役引退を表明、11月23日のファン感謝デーにて高田繁と共に引退セレモニーを行った。(1980年の読売ジャイアンツ フレッシュアイペディアより)
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あぶさんから見た定岡正二
南海時代の選手では島野育夫、桜井輝秀、藤原満、佐藤道郎、江本孟紀、門田博光、片平晋作、大塚徹、定岡智秋、河埜敬幸、山本雅夫、山本和範といった選手たちの登場機会が多かった。佐藤や門田は酒豪であり、景浦のよきのんべ友達だった。同期の藤原はある意味で景浦の親友のような設定もなされている。大塚は初期の作品でしばしば登場、その豪快な風貌、台詞は存在感十分だった。また名二塁手の桜井輝秀、代打で登場した外山義明も飲み仲間として登場回数を重ねた。特に外山はそのひょうきんな人柄から一見三枚目風ながらも極めて親交が深い人物として描かれていた。桜井はダイエーのコーチ時代にも登場し、「大虎」で高畠コーチと共に料理の腕を振るう描写も見られた。そして、山本雅は同じ代打の切り札としてチーム内のライバルであり、移籍後にも登場することがあった。また、1985年初頭に久保寺雄二が亡くなった際には、彼を追悼するストーリーも描かれ、その中で取り上げられた定岡(同じポジションでもあった)の登場頻度も高い(弟の正二との絡みで登場することも多かった。この扱いは兄・和正が巨人にいる河埜の場合にも見られた。また定岡や河埜はコーチ・スタッフ時代にもよく登場した)。更に、片平は現役末期の大洋時代にオープン戦の試合前に景浦との会話で、その後も小林満との関連(小林に彼の一本足打法を伝授したという設定)から西武コーチ時代に、藤原はダイエーのコーチ時代にも、それぞれ登場している。山本和範も登場回数の多かった選手の一人で「ガッチュ」という決め台詞があった。引退時にも「恋の宿」に同宿する描写がされ、またごく最近(2012年)にも登場するなど、その登場頻度はかなり高い。(あぶさん フレッシュアイペディアより)