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純子引退記念映画 関東緋桜一家から見た富司純子
1960年(昭和35年)、マキノ雅弘監督の『八州遊侠伝 男の盃』でスクリーンデビューした女優・藤純子(のちの寺島純子、現在の富司純子)の文字通り引退を記念した映画である。デビュー作で主演だった片岡千恵蔵が「止め」の位置で出演するほか、長年『緋牡丹博徒シリーズ』で競演した剣戟スター嵐寛寿郎、そのほか、鶴田浩二、若山富三郎、高倉健、菅原文太といった当時の東映スター、水島道太郎、木暮実千代、南田洋子、長門裕之といった芸達者が脇を固め、更にはコメディリリーフとして藤山寛美といったオールスターキャストで製作された。スターの引退映画はこれが最初でその後も例がないともいわれる。(純子引退記念映画 関東緋桜一家 フレッシュアイペディアより)
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本渡第一映劇から見た富司純子
2013年6月に『飢餓海峡』(1965年、内田吐夢監督)や『山椒大夫』(1954年、溝口健二監督)などの名作をフィルム上映した際には、熊本県外からも映画ファンが訪れた。同年11月から12月にも同様の特集上映を行い、特撮作品『大魔神』(安田公義監督)、藤純子のデビュー作『八州遊侠伝 男の盃』(マキノ雅弘監督)、『黒い十人の女』(市川崑監督)などを上映した。同年10月11日には世界約30か国のテレビコマーシャル約200本を集めた「世界のCMフェスティバル」を開催し、フランス出身の教員・翻訳家のジャンクリスチャン・ブーヴィエが日本語で解説を行った。同年12月28日にはBSフジの「倉本聰、小山薫堂 ふたり。」が放送され、放送作家の小山薫堂が脚本家の倉本聰と一緒に本渡第一映劇を訪れた。ちょうど館内では倉本が脚本を書いた『駅 STATION』(降旗康男監督)が上映されているというサプライズを行い、倉本は感極まって涙ぐんだ。(本渡第一映劇 フレッシュアイペディアより)