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嶋重宣から見たグレッグ・ラロッカ
転機となったのは2004年のころである。オープン戦から好成績を残し、前年に阪神タイガースに移籍した金本の穴を埋める候補として開幕一軍入りを勝ち取った。4月は主に2番を打ちながら、4割を超える高打率を記録するなどの大活躍を見せ、一気に右翼手のレギュラーに定着し監督推薦によるオールスターゲームにも初出場した。後半戦からは中軸を任されるようになり、グレッグ・ラロッカに次ぐチーム2位の32本塁打を放つなど長打力も十二分に発揮した。嶋もその後、順調に安打を量産し続け、一時は当時のリーグ記録であった元横浜のロバート・ローズの192安打の更新も期待されたが終盤に疲労と腰痛等の影響で失速してしまい、結局189安打に終わった。このシーズンで嶋は首位打者と最多安打、更にベストナインのタイトルを獲得し、シーズンオフには日米野球のメンバーに選出され、嶋のニックネームでもある「赤ゴジラ」が同年の流行語大賞でも話題となるなど多方面から注目を浴びた一年となった。(嶋重宣 フレッシュアイペディアより)
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