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プラセンタから見た感染症
メルスモン()は、1956年(昭和31年)に販売開始され、1959年(昭和34年)に薬価収載されている。原料は胎盤(臍帯及び羊膜は含まれない)抽出方法は塩酸加水分解法。抽出後のプラセンタエキスの総窒素濃度は0.08w/v%。更年期障害と乳汁分泌障害で、共にフラセボと比較して有意な症状改善効果が確認されている。マウスでの動物実験では、抗疲労作用・創傷治療促進作用なども確認されている。販売はメルスモン製薬株式会社。1日1回2mLを毎日または隔日に皮下注射して使用する。原料は日本国内の妊婦より出産時に排出された胎盤であり、提供者の海外渡航歴等の問診のほかに、血清学的検査によってウイルス・細菌の感染症スクリーニング検査を実施し、更にHBV-DNA、HCV-RNA、HIV-1-RNAについて核酸増幅検査(NAT)等を実施して問題なかった胎盤を使用する。原料は、塩酸加水分解法によって101℃以上、1時間以上の塩酸加熱処理および121℃、60分間の高圧蒸気滅菌を実施され、ウイルス等の不活性化処理が行われている。(プラセンタ フレッシュアイペディアより)
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