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押井守から見た新世紀エヴァンゲリオン
押井のスタジオぴえろ退社とほぼ同時期にやはり宮崎駿の元に身を寄せていた時期があり、『天使のたまご』制作にいったんは参加したものの、想像を絶する仕事量による「修行僧の世界」に耐えかねて二週間で逃げ出したという。しかし、上記の通り『逆襲のシャア』の同人誌で庵野が押井にインタビューを行ったり、『新世紀エヴァンゲリオン』制作前に押井に聖書関連の参考文献についてアドバイスを求めに来たことがあったり、親しい関係である。『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』ではエンドテロップの「special thanks」の中に名前が挙げられている。2012年11月に公開された『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』について、押井はニコニコ動画の有料メールマガジンで、庵野の演出能力や制作意欲の高さは評価しながらも、作品としてはテーマや固有のモチーフがなく視聴者の感情移入でそれらが補完されてヒットを生んでいると述べ、そうした構造を持つことで制作者とファンが望む限り『エヴァンゲリオン』は永遠に終わらないと指摘した。(押井守 フレッシュアイペディアより)
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押井守から見たニコニコ動画
押井のスタジオぴえろ退社とほぼ同時期にやはり宮崎駿の元に身を寄せていた時期があり、『天使のたまご』制作にいったんは参加したものの、想像を絶する仕事量による「修行僧の世界」に耐えかねて二週間で逃げ出したという。しかし、上記の通り『逆襲のシャア』の同人誌で庵野が押井にインタビューを行ったり、『新世紀エヴァンゲリオン』制作前に押井に聖書関連の参考文献についてアドバイスを求めに来たことがあったり、親しい関係である。『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』ではエンドテロップの「special thanks」の中に名前が挙げられている。2012年11月に公開された『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』について、押井はニコニコ動画の有料メールマガジンで、庵野の演出能力や制作意欲の高さは評価しながらも、作品としてはテーマや固有のモチーフがなく視聴者の感情移入でそれらが補完されてヒットを生んでいると述べ、そうした構造を持つことで制作者とファンが望む限り『エヴァンゲリオン』は永遠に終わらないと指摘した。(押井守 フレッシュアイペディアより)
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押井守から見た東日本大震災
高度化したネット社会を扱った作品を複数手がけているため、ネットの達人と誤解されることが多くあるが、実際はまったくと言っていいほどインターネットを利用せず、時々調べものに使う程度だという。2008年当時は携帯電話も持たず(それ以前に電話が嫌いと述べている)、「電話をかけるとき時は相変わらずテレフォンカードを手に公衆電話を探しているような有様」と記していた。2012年の著書では、東日本大震災の折に携帯電話をかけようとしたがつながらず、ちょうど治療を受けていた歯科医から「ありったけの硬貨を借り受けて」公衆電話をしたと記しており、2011年時点では携帯電話を所持していたとみられる。ネットの掲示板などで自身の作品についての議論が行われていることについて2008年の著書で「筆者が正体を現わさない批評に耳を傾けるつもりはない」と匿名での発言に興味のないことを示した上で、「もしも僕に何か言いたいことがあれば、いっそ手紙でもくれたほうがいい。しかし、実際はそんな手紙が来たためしはほとんどない」「ドイツの女子中学生が定期的に手紙をくれるが、ほんとうにそれくらいだ」と語っている。(押井守 フレッシュアイペディアより)