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    日下公人から見たダグラス・マッカーサー

    もともと日本人のアカデミズムの大部分は付け焼刃らしいが、私はそれでいいと思っている。アカデミズムの根本はギリシャから始まったもので、ギリシャのアリストテレス、ソクラテス、プラトンは偉い、とみんな褒めるけれど、そのとき、ポリスと言われる町の人口は5千人かそのぐらいで、奴隷が人口と同じくらいいて、市民はすることがない。だから、宇宙の根源や哲学、論理学、数学などの屁理屈をこねていた。「それがどうした」というようなものが半分である。しかし、ローマ人はそっくりそれを真似し、またそれをアメリカがそっくり真似した。アメリカ人は、ヨーロッパの食い詰め者が追い出されてきたのだから、ヨーロッパ中世の文明文化は大嫌いである。だからヨーロッパ中世も、カトリック教会も認めない。我々はローマから、あるいはギリシャから来たという。だからアメリカの官庁はギリシャ風建築であり、アメリカの国会議事堂もギリシャ風建築である。大学に行くと、図書館だけはばかに立派で、これもギリシャ風建築である。ということは、アメリカの一般の家には本がないのだ。大学にだけ、図書館にだけある、民主主義だから、身近の仲間から大統領が出る。恰好つけるのにギリシャの真似をするとは、哀れな国である。ダグラス・マッカーサーが日本にやって来たとき、アメリカにとって都合の悪い本を、最初に2千3百冊、あとでさらに4千何百冊かを指定し、これを全部本屋から買い集めて、まとめて燃やした。一部はアメリカに持っていった。そういうことをしたら、そういう本が日本から全部無くなると思っているとはおかしい。日本では、本は田舎の村長さんの家でも学校の先生の家でも、商家でも、地主の家でも、お倉に入ったらたくさんある。日下公人 フレッシュアイペディアより)

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    日下公人から見たケンブリッジ大学

    ジョン・ケインズは、アルフレッド・マーシャルは偉い、として3つのことを書いたが、その最たるものとして「経済学最高資格試験」というのをケンブリッジ大学に作ったことだと言っている。その試験を通ると「経済学士」という称号がもらえて世界中が信用してくれるようにしたことだ、と。ところがこれが世界中に害をなしている。経済学というのが、職業試験になってしまった。国家公務員になろうと思ったら、経済の問題が少し出る。警察官になるにも、税理士になるにも、経済学の問題が出る。出題は大体ケインズから出ている。そのあとは、アメリカのポール・サミュエルソンである。サミュエルソンの教科書とケインズの2つから問題が出るから、みんなこればかり勉強した。それはよいが、その2つで経済が分かると思っては間違いになる。そのときどきの社会が共有している道徳は時々刻々で変化するから、黒板の上の直線がいつの間にか曲線になる。そういう社会の変化について考えるには、この250年間の略奪的資本主義の淵源と姿を知らねばならない。言いたかったのは、日本で自分は賢いと思っている人は、大学で習ったことでいい点を取った人で、大学で教えていることは250年前に誕生したものだということである日下公人 フレッシュアイペディアより)

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    日下公人から見た都道府県知事

    北朝鮮については、経済的には人口100万人の県1つしかないと見てよい。金正日は県知事レベルの存在だ。その知事さんが軍隊を組織してミサイルを発射し、核実験を強行する。そうやって世界の国々を脅してカネ(援助)を集めるとは、身の程を超えて無茶をしている。「北朝鮮のような貧困の国の体制は長続きするはずはないから内部から崩壊する」という見方は当てはまらない。日本やアメリカのような豊かな国の発想である。彼らは豊かさを現実に経験したことがないのだから、彼我を比べて貧しいという実感に乏しい。平壌に住む人たち、国外に出られる人たちはすでに上層階級なのだから、彼らを基準に北朝鮮の人民を想像してはいけない。徹底的に思想統制された彼らが、豊かさを取り戻すために独裁者を倒すなどという行動は生じようがない。北朝鮮の人民が餓死する前に反乱に立ち上がる、という見方は民主主義国家に住む人間の希望的観測であって、あれだけ強固な身分社会を作れば、下層階級からおとなしく順番に餓死していく可能性が高い。北朝鮮国内で人道救援活動をしていたドイツ人の医師ノルベルト・フォラツェンの『北朝鮮を知りすぎた男』(草思社)を読んでも、北朝鮮人民にあるのはそうした絶望だけだと分かる。恐るべき「意」の力が上層部にあって、その点から考えれば、北朝鮮が内部から崩壊するなどと簡単には言えない。日本もアメリカも対応を誤ってきた。“金王朝”は自戒すると判断して米や重油を援助したのは、適切ではなかった。日下公人 フレッシュアイペディアより)

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    日下公人から見た東京大学

    1955年3月 東京大学経済学部を卒業。日下公人 フレッシュアイペディアより)

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    日下公人から見た四川大地震

    胡錦濤は軍との主導権争いに敗れ、共産党はむしろ軍に抑えられた状態に見える。大不況になれば、北京や上海の金持ちはカナダなど国外に逃げてしまうが、それは、近代化した人たちが国外から出てしまうことである。国内に残った人は、共産党員になっていればまだうまい汁が吸えるが、党員以外はどう動くか。いずれ内乱を起こす。内乱が起こったら、軍隊や警察が出動しても、力だけでは、簡単に大衆を鎮圧することはできない。中国国内に連鎖的に次々と反乱が起こって、地方に政権ができるという可能性も大きい。それは、四川大地震のときに単に軍隊や警察では鎮めることができず、救援物資が届いて何とかおさまったという事実を思い出していただければわかる。中国は何とか日本に近付きたいから、当然民主党政権に対する工作を進める。親中派の政治家、あるいは新聞などマスコミのトップを一本釣りし、中国に有利に働いてくれるように工作する。さらには「日中親善」という看板を使って「天皇に会わせろ」という。外務省は賛成するかもしれないが、そんなことに天皇を利用してはいけない。日下公人 フレッシュアイペディアより)

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    日下公人から見た尖閣諸島

    青森県に行ってみると、原子爆弾の材料になるプルトニウムが1千何百キロと積んである。使い道としてはプルサーマル発電に使えばいい。やっとこのたび、九州の「玄海」という原発で使うようになったが、ともかくそれだけ溜まって積んである。あれは猛毒だから、中国がもし日本に「原子爆弾を打ち込むぞ。尖閣諸島はおれのものだ」と言ったら、「日本も同じだけの仕返しをします」と答えればよい。「日本に原子爆弾はないじゃないか」「そんなものなくても、プルトニウムが1千何百キロ積んである」。猛毒で、3千年ぐらい消えないプルトニウムを、水源地にばら撒けば、川の流れに流れて、もう回収できない。下流は、全部人が住めなくなる。「日本にはミサイルがない」「そんなもの要りません、旅客機から、ぱっぱと落としてもよい」。こういう話をだれもしない。それは、日本人が心の底から平和な人間だからである。これは武器に使えるとなぜ思わないのか。それは日本人の精神が「超近代」になっているからである。オバマが日本の大使に「日本を守ってやっている」と言ったとする。なんと言い返すか。「オバマさん、あなたは大統領就任式のとき、暗殺されるといけないから警戒を厳重にせよ、と言ったでしょう。そして防弾チョッキを着ていったでしょう。あの防弾チョッキは日本製ですよ。テイジンがあなたの防弾チョッキをつくっているのです。日本もあなたを守っているのです」言えばいい。日下公人 フレッシュアイペディアより)

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    日下公人から見た少子化

    日下は少子化について、「文明の転換期に人口は減少する(中世のイタリアで、ペストや寒冷化で人口が大きく減ったあとにルネッサンスが発生した点など)」「人口が減れば1人当たりのインフラ利用に余裕ができる」「少子化によって日本は繁栄する」と主張しており、少子化を前向きに捕らえている。その際、「女性は若いうちに子供を作れ。大学に行くのはその後でもできる」「子供を2人生んだ女性は国立大学に無条件で入学できるようすべき」といった主張もしている。日下公人 フレッシュアイペディアより)

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    日下公人から見たプルサーマル

    青森県に行ってみると、原子爆弾の材料になるプルトニウムが1千何百キロと積んである。使い道としてはプルサーマル発電に使えばいい。やっとこのたび、九州の「玄海」という原発で使うようになったが、ともかくそれだけ溜まって積んである。あれは猛毒だから、中国がもし日本に「原子爆弾を打ち込むぞ。尖閣諸島はおれのものだ」と言ったら、「日本も同じだけの仕返しをします」と答えればよい。「日本に原子爆弾はないじゃないか」「そんなものなくても、プルトニウムが1千何百キロ積んである」。猛毒で、3千年ぐらい消えないプルトニウムを、水源地にばら撒けば、川の流れに流れて、もう回収できない。下流は、全部人が住めなくなる。「日本にはミサイルがない」「そんなもの要りません、旅客機から、ぱっぱと落としてもよい」。こういう話をだれもしない。それは、日本人が心の底から平和な人間だからである。これは武器に使えるとなぜ思わないのか。それは日本人の精神が「超近代」になっているからである。オバマが日本の大使に「日本を守ってやっている」と言ったとする。なんと言い返すか。「オバマさん、あなたは大統領就任式のとき、暗殺されるといけないから警戒を厳重にせよ、と言ったでしょう。そして防弾チョッキを着ていったでしょう。あの防弾チョッキは日本製ですよ。テイジンがあなたの防弾チョッキをつくっているのです。日本もあなたを守っているのです」言えばいい。日下公人 フレッシュアイペディアより)

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    日下公人から見たルネッサンス

    日下は少子化について、「文明の転換期に人口は減少する(中世のイタリアで、ペストや寒冷化で人口が大きく減ったあとにルネッサンスが発生した点など)」「人口が減れば1人当たりのインフラ利用に余裕ができる」「少子化によって日本は繁栄する」と主張しており、少子化を前向きに捕らえている。その際、「女性は若いうちに子供を作れ。大学に行くのはその後でもできる」「子供を2人生んだ女性は国立大学に無条件で入学できるようすべき」といった主張もしている。日下公人 フレッシュアイペディアより)

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    日下公人から見た知的所有権

    アダム・スミス、デヴィッド・リカード、アルフレッド・マーシャル、ポール・サミュエルソン以来の、マーケット原理が一番いい、個人主義が尊い、それからギリシャ、ローマが偉い、しかし中世のカトリック教会、あるいはエリザベス女王やビクトリア女王などの王室が威張っていた時代は古いと、アメリカ人は決め込んでいる。そこにあった良いものも全部捨ててしまって、民主主義と人権主義だけで暮らすと、人間の欲が野放しになって出てきて、今回のようなことになった。いまやアメリカは低成長で成長率は戻らないだろう。ドル安である。犯罪はやたら多い、貿易は赤字、何もかも赤字である。昔は発明・発見の知的所有権で儲けているといったが、それも危なくなってきた。そして世界中から信用がなくなりつつある。アメリカで発明・発見・特許をやっている人の顔を見たら、インド人と中国人と日本人が多い。IT革命もそうである。今までやっていたアメリカ人に「お前は自分の知っていることを全部このインド人に教えろ。教え終わったらお前はクビだ。インド人のほうが月給は半値でやってくれる。お前が全部教えたら、退職金をやる」というので、安上がりになった。ところが、そのインド人はインドに帰って同じ会社を作る。これがライバルになる。そしてインドでどんどん進歩する、アメリカではもう進歩がない。だからアメリカが発明・発見で儲けるというのは怪しくなった。あとアメリカの強みは何が残っているか。ミリタリー、世界の軍事予算の約40%はアメリカである。それが1番で、2番はマネー、ドルは世界でいちばん多い通貨である。それから3番目はメディア、新聞、テレビ、通信社、アメリカが押さえてアメリカに都合のいいような報道ばかり流している。こんなアホな報道を金を出して買う国がある。こういうミリタリーとマネーとメディアは今でも世界一である。しかし、無いのはモラルで、道徳がない。モラルがなければ、あとは全部がやがて悪くなる。現に悪くなった。それは自助努力をしない、自己責任を取らない、国家に助けを求める、国家は票が欲しくて甘い顔をするから大赤字、何もかも大赤字の国になった。その結果、中流・中産階級がどんどん没落した。この人たちが健全な道徳を持っていたのである。例えば家族主義、愛国心、勤勉の精神、これが怪しくなってきた。ケインズは景気刺激策として、通貨の増発と公共事業の拡大を言ったが、昔は聞いても今は効かない。中流・中産階級が無い社会では、金をばら撒いてもだめなのである。下々は「しめた」と、「もっとも寄越せ」と言うだけである。やる気のない人に国家がお金をばら撒いてもしょうがないのである。上流の人は「○○手当」などには反応しない。というような大きな250年間が今終わったことを、政治家は全然分かっていない。マスコミの人も全然分かっていない。大学教授も分かっていない。相変わらず景気刺激をせよなどと言っている。もう国家の根元に中流はいない、それから家族主義がない、個人主義ばかり。だから犯罪が無茶苦茶多い。アメリカの犯罪の多さは想像に絶する。刑務所にいる人と仮釈放の人、全部併せて530万人というと大阪府と愛知県を併せたぐらいで、それだけの人を刑務所に入れるのは、金がかかる。このごろ地方では、「お前は有罪、懲役3年、3年間の食い物大は自分で払え」という判決がある。それは刑務所の中でしっかり働いて食事代を払え、ということである。日本は、そういう犯罪のない立派な国をつくってきた。日本は、世界でいちばん金利が安い、それから犯罪がない、その代わり成長率は横ばい、それから子どもが増えない少子高齢化、これも世界一ぐらい。世界一のことはいっぱいあり、それを新聞は憂えているが、先進国は全部同じである。みな少子高齢化、それで貯蓄はしない、働く時間は減る、なにもかも赤字、日本はその中にあって、犯罪はない、教育はみな熱心、いろいろ良いこともある。日本で悪いと言われることは、ほかの国もみな一緒である。日本のほうがまだましである。世界は変わったと思ったらどうだろうか。憂えてもなおらない。まだまだ昔のような時代が続いていると錯覚するのは、中国とアメリカが古いからである。アメリカは、中世の落ち着いた人情豊かな時代がない国で、われわれから見ると、ヒステリーの国である。ドルとミリタリーとメディアで世界を支配しようとする。メディアで支配するというのは、日本人から見ればウソつきで、日本人はばれたときの信用失墜を考えるが、向こうはばれても平気なのである。日下公人 フレッシュアイペディアより)

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