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明石家さんまから見た横山やすし
さんまは1976年1月、日本テレビ系でテレビデビューを果たす。「落語家の成人式」というテーマで、20歳を迎える上方落語家をゲスト出演させるという内容だった。師匠・松之助は、「人と同じことして売れるはずがない」として、さんまに「赤いブレザーを着ていけ」とアドバイスした。番組内では、女性漫才コンビ「海原千里・万里」の海原千里から、「性の四十八手以外に知っている技がある人は?」という質問に対し、「逆さ十文字落としでぇーす」と答えて技を説明した。スタジオは爆笑だったが司会の藤本義一から「さんまかいわしか知らんけどな、テレビで言うてええことと悪いことがあんねや。それぐらい覚えて出て来い!」とCM中に叱責される。しかし、横山やすしには「気に入った!飲みに行こ!」と気に入られ、その後やすしと共に朝まで飲みやすしの家に招待されて朝の5時に船のモーター音のテストをさせられたという。また、この放送を見ていた松之助は、のちにさんまを大いに絶賛している。松之助いわく、出演者の多くが着物姿の中、忠告に従って営業用の赤いブレザーを着用して放送に臨み、またよくしゃべったさんまは目立ったという。(明石家さんま フレッシュアイペディアより)
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