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静岡東部地震から見た南海地震
東北地方太平洋沖地震の際には、水平方向に4メートル以上の水平変動が記録されており、大きな地殻変動が発生していた。その結果、東西に対して伸張するとともに、南北には圧縮する歪みを、広い範囲にわたって与えていた。委員長の阿部勝征は「具体的な関連は分からない」としながらも「マグニチュード9.0という大変大きな規模の地震だったことから、何らかの影響はあったと考えられる」と言及し、東北地方太平洋沖地震に誘発されて静岡東部地震が発生した可能性を指摘した。さらに、阿部は「巨大な海溝型の地震の前後で被害が出るような内陸型の地震が発生するのはよく知られている」と述べ、直接的な関連があると確認されていないものの、その具体例として東南海地震や南海地震の前後に鳥取地震、三河地震、福井地震が発生した事例を挙げ、警戒を怠らないよう訴えた。(静岡東部地震 フレッシュアイペディアより)
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