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おたくのビデオから見た樋口真嗣
自主映画のDAICON FILM、ゼネラルプロダクツをモデルにしたホビーショップなど、ガイナックスの自叙伝的な側面もある。「おたくの肖像」という随所に挿入された実写パートは、おたくの生態のフェイクドキュメンタリーで、撮影と演出は樋口真嗣が担当し、このパートの出演者はガイナックス関係者である。実写を挿入した意図は低予算で作ろうというもので、制作予算は50分ぶんをもらいながら、実写を挿入したおかげでアニメ制作費はその半分の予算で済み、実写部分についても出演者がガイナックス社員らでスタッフも仲間内ということで安上がりに仕上った。フェイクドキュメンタリーではあるが、彼らは本物のおたくであり、台詞はシナリオを元にしてアドリブを適当に交えている。佐藤裕紀のガレージキットおたくの部分のみはやらせなしのドキュメントとなっている。(おたくのビデオ フレッシュアイペディアより)
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