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アフリカ連合から見た欧州連合
こうしたなか、アフリカ統一機構により強い権限を持たせ、政治・経済的統合を進めて最終的に欧州連合的な形態にアフリカ大陸を持っていくことを目的として、旧統一機構をアフリカ連合へと改組することを提案したのが、リビアの元首だったムアンマル・アル=カッザーフィーであった。カッザーフィーは1997年以降急速にアラブからアフリカへと外交重心を転換させていたが、1999年9月のスルトにおけるOAU首脳会談においてAUへの移行がリビアによって正式提案された。この提案は各国に受け入れられ、アフリカ統一機構からアフリカ連合への移行のため、2000年7月のロメOAU首脳会議でアフリカ連合制定法(アフリカ連合を創設するための条約)が採択され、各国の批准を待って、2001年に発効した。2002年7月のダーバン首脳会議を経て、アフリカ連合は正式に発足した。(アフリカ連合 フレッシュアイペディアより)
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フランス緊急対応軍団司令部から見た欧州連合
フランス緊急対応軍団司令部(フランス語:Quartier Général du Corps de Réaction Rapide - France、略称:QG CRR-Fr)は、フランス陸軍が2005年7月1日に新編した、北大西洋条約機構や欧州連合の防衛・安全保障任務に参加すべく編成された軍団級の地上軍即応部隊司令部のこと。軍団司令部は北大西洋条約機構の規格に応じて5,000人から60,000人規模の多国籍陸軍部隊を指揮する指揮機関として編制される。命令一下、速やかに準備を整え部隊を世界各地に展開することが求められている。(フランス緊急対応軍団司令部 フレッシュアイペディアより)