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水泳から見たヒト
全ての動物は、起源をたどれば、もともとは泳ぐ動物から次第に形態を変化させてきた(進化した)ので、ほとんどの動物は生まれつき泳ぐことができると言われている。また、地球の70%が海で覆われ、陸地にも川・湖・池が多く存在していることから、動物にとって水泳は切っても切れない運動となっている。水中動物や両生類だけではなく、陸上動物や鳥類も生きていくための水や食料(魚貝類)の確保のために水辺に集まって水泳を行うし、他にも水浴、移動のための川の横断、水害からの避難などによって水泳を行うため、ほぼ全ての動物は潜在的には水泳ができるとされている。ヒトやゴリラなどの霊長類も太古から現在まで同様に生きていくための水泳は行っているが、他の動物と比較して相対的には泳ぎがあまり得意ではないと言われている。アメリカ合衆国などではコーチと母親が一緒になって乳幼児をプールに浮かべて泳がせる教室もあり、吸収の速い乳幼児に水に触れさせることで簡単に泳ぎを習得させることに成功している。その時期を超えると、逆に人は訓練無しには泳げなくなってしまう(ちょうど、どんな言葉でも乳幼児の段階で教え始めると「母国語」として簡単に習得できるのに、その時期を逃すと、意識的に習得しなければならなくなってしまうようなことが起きている)。一方で、一度習得すると長い間泳いでいなくても忘れることはなく、最も忘れ難い運動とも言われている。特に泳ぎが下手な人間のことを日本語では俗に「カナヅチ」という(槌参照)。(水泳 フレッシュアイペディアより)
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水泳から見たフィン
一般には、水泳を行う際は、アウターウェアとして水着を、インナーウェア(下着)として水着インナーを着用するが、競技によってはインナーウェアの着用が禁止されている場合がある。競泳ではスイムキャップやゴーグルも使用する。シンクロナイズドスイミングのルーティン競技では演技に合わせた水着をデザインし特注品を使うこともある。水球では、相手選手に引っ張られたりしにくい特殊な生地の水着を着用する。初心者が水泳技術を習得したり、トレーニングのために使用する用具として、抵抗を増し推進力をつけるためのパドルやフィン、浮力を得るためのビート板やプルブイなどを使うこともある。(水泳 フレッシュアイペディアより)