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福島第一原子力発電所事故の影響から見た浜通り
福島県浜通り地方を通るJR東日本常磐線は、事故による避難区域を含む竜田駅(楢葉町) - 原ノ町駅(南相馬市)間は、地震並びに津波被害で軌道や鉄道施設の被害が甚大で、長期間不通となっているが、2016年7月12日、南相馬市で避難指示が解除されたのと同時に、同市内の小高駅 - 原ノ町駅間で運行を再開した。2017年3月31日、浪江町で避難指示が解除されるのに伴い、4月1日に浪江駅 - 小高駅間で、また同日富岡町でも避難指示が解除されたことに伴い、同年10月21日に竜田駅 - 富岡駅間で運行を再開した。残る不通区間(富岡駅 - 浪江駅間)も今後、除染や復旧工事を進めて2020年3月末までに全線で運行を再開する予定。(同じく甚大な被害を受けていた相馬駅 - 浜吉田駅間は2016年12月10日に運行を再開した)(福島第一原子力発電所事故の影響 フレッシュアイペディアより)
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常磐線から見た浜通り
この経緯に由来して、茨城県と福島県浜通りの県境に当たる勿来近辺(北茨城市からいわき市の南半分)は「常磐地区」と呼ばれることもあり、1954年から1966年のいわき市成立までは、湯本温泉周辺を中心とする常磐市(じょうばんし)が存在していた。また、水戸市では常磐町・常磐大学・常磐神社といった、同じ字で「ときわ」と読む地名や施設なども存在する。「ときわ」は、常磐線でもかつて急行列車の愛称として使用され、特急「ひたち」への統一後も茨城県北部から福島県浜通りの沿線の観光キャンペーンや茨城県内に有効なフリーきっぷの名称として「ときわ路」が使用されている。なお、列車愛称の「ときわ」は2015年3月14日のダイヤ改正で特急列車として復活したが、大半は以前の急行同様茨城県内発着の列車となる。(常磐線 フレッシュアイペディアより)
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東北地方太平洋沖地震から見た浜通り
地震によって大規模な津波が発生した。最大で海岸から6km内陸まで浸水、岩手県三陸南部、宮城県、福島県浜通り北部では津波の高さが8m-9mに達し、明治三陸地震(1896年)の津波を上回る最大溯上高40.1m(岩手県大船渡市)を記録するなど、震源域に近い東北地方の太平洋岸では、その急峻な地形もあいまって高い津波が甚大な被害をもたらした。津波は関東地方の太平洋岸でも被害をもたらしたほか、環太平洋地域を中心に世界の海岸に達した。また、宮城県北部で最大震度7、岩手県から千葉県にかけて震度6弱以上を観測するなど広範囲で強い揺れとなり、関東地方の埋立地で大規模な液状化現象が発生した。一方東北太平洋岸では、地盤沈下により浸水被害が長期的に続いている。余震も過去例に無いペースで発生したうえ、通常の余震域外でも地震活動が活発化している。(東北地方太平洋沖地震 フレッシュアイペディアより)