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渡瀬恒彦から見た山本集
ダウンタウン司会による『ダウンタウンDX』で川谷拓三がゲストの時(1995年8月17日放送)に同番組のクイズコーナー「芸能人イメージレース」で『仁義なき戦い』の映像を基に元極道で富士山を描く放浪画家・山本集に「次の5人のうち誰が最も本物に見えるか?」として松方弘樹(坂井鉄也役『仁義なき戦い』)、室田日出男(早川英男役『代理戦争』)、梅宮辰夫(岩井信一役『代理戦争』)、渡瀬恒彦(有田俊雄役『仁義なき戦い』)、川谷拓三(西条勝治役『代理戦争』)のなかから選んでもらったところまず、松方弘樹は育ちのよさが見えることから外され、次に梅宮辰夫も(眉毛を剃っているものの)ムリしてる感じがあり、室田も同様の理由で外され、最終的に川谷と渡瀬が残ったが、川谷も本職らしく見えると評価するものの最終的には渡瀬が選ばれ、山本曰く「渡瀬だったら極道として通用すると思う」とお墨付きのコメントをする。同コーナーの解答者としてゲストの川谷拓三と志賀勝が渡瀬を言い当てており、司会の浜田から「なんでわかったんですか?」と訊ねられたところ「そりゃ、やっぱり渡瀬さんは…なあ」と川谷と志賀が互いに顔を見合わせながら口ごもるのを見て司会のダウンタウンも「きっとお二人にしかわからん事もあるんでしょうね」と察していた。(渡瀬恒彦 フレッシュアイペディアより)
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渡瀬恒彦から見たチャンバラトリオ
1975-76年に放映された『影同心』の共演で井上茂は渡瀬と出会った。初対面の挨拶時、当時チャンバラトリオで人気を博していた兄の名前を出し「ゆうき哲也の弟の井上茂です」と名乗った。すると「それは違う、あなたは井上茂でしょ」と一蹴。渡瀬は井上に対し「誰かの弟ではなく、あなたはあなた自身」と諭した という。井上曰くピラニア軍団をこう振り返った。「とにかく酒豪揃いなので、酒を飲むにしても豪快で、氷を入れるアイスペールになみなみと酒を注ぎ、それを回し飲みするのです。渡瀬さんはお酒を飲まれない方なのですが、自分にまわって来たら、生来の負けず嫌いが顔を出し、飲み干します。それでいて酒に飲まれない。翌朝どんなに早く撮影があっても、普段通り整然とスタンバイされていました。よく焼酎の牛乳割を飲まれていたのを思い出します」。当時のピラニア軍団は血気盛んで喧嘩が絶えなかった。ある日、井上が大喧嘩をしていると渡瀬がすごい剣幕で割って入り「どっちが悪いんだ」と問いただしたという。渡瀬の筋を通す「男気」はピラニア軍団の強者たちも一目置いていた。また渡瀬は井上が俳優で活躍できるよう深作欣二と引き合わせ『やくざの墓場 くちなしの花』(1976年)に出演、石原プロにも井上を紹介『大都会?』「17番ホールの標的」(1977年)にメインゲスト扱いで出演できた。(渡瀬恒彦 フレッシュアイペディアより)
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渡瀬恒彦から見た木村栄
3月17日 生前派手なことを嫌った本人と家族との間で話しあって、希望していた通りの家族葬が営まれた。遺影は昨年1月、妻の誕生日に撮影された写真。渡瀬が好きなオンシジュームをメインとした花で棺を取り囲み、棺の中には家族からの手紙や家族写真が納められた。葬儀には家族の他に渡夫妻、親しい俳優仲間である片桐竜次、不破万作、中西良太、木村栄、成瀬正孝ら約30人が参列(舘ひろしは葬儀の前に線香をあげに訪れた)。葬儀終了後、自宅に戻った渡哲也が取材に応じ、亡くなる間際まで出演へ執念を見せた「警視庁捜査一課9係 Season12」に出演できない無念を代弁した。(渡瀬恒彦 フレッシュアイペディアより)