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ペソから見た為替
同じペソ採用国であっても、為替レートは国によって大きく異なる。加えて、置かれている経済的な立ち位置や為替管理の有無などにより、ハードカレンシー(対外的な交換性が保証された通貨)からのペソへの交換は自由であっても、ペソを売ってそれらの通貨を購入する際には厳しい制限を設けている国もある。しかし「メルカード・ネグロ」と呼ばれる個人間取引では実勢レートを基準とした売買が自由に行われており、公的な為替管理はいずれの場合もほとんど機能していない。また、キューバでは、通常のペソ(人民ペソ)とは別に「兌換ペソ」と呼ばれるもう1つの通貨が存在する。「1兌換ペソ=24人民ペソ」のレートで兌換ペソを入手すれば、人民ペソの受け取りを一切認めない外貨商店でも「1兌換ペソ=1アメリカ・ドル」のレートで国産品より高品質な輸入雑貨・耐久消費財などを自由に買えるだけでなく、手数料による若干の目減りは伴うもののアメリカ・ドルなどハードカレンシーへの再交換も可能であるため、一般のキューバ人の間では使い勝手の悪い人民ペソより必然的に人気が高い。もっとも、この兌換ペソも物品・サービスの自由購入・外国通貨への交換が約束されているのはあくまでもキューバ国内に限ってのみであり、国外では人民ペソ同様一切の通用力を持たない。なお、国際的に最も流通量が多いペソはメキシコ・ペソ(2013年2月現在、1ペソ = 約7円)である。(ペソ フレッシュアイペディアより)
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ミセスワタナベから見た為替
2012年2月29日、ニューヨーク金先物相場は終値で約80ドル4%強急落した。アメリカ連邦準備理事会のバーナンキ議長の議会証言で量的緩和第3弾観測が遠のいたため為替がドル高。ユーロ安に振れたことも響いたが、金には資源の側面と通貨の側面を併せ持つため、ドル安の局面では買われ、ドル高では売られやすい。こうした為替と金の関係に注目した金の取引を行うFX投資家が増えだした。ドットコモディティの女性に対する2011年の調査では、金取引を行った217人の内13%の28人にFX経験があった。その前年には7%であった。FX取引がピークを打つ深夜での金の市場には厚みがあり、大証で取引が活発なのが午後9時?11時と午後11時?午前1時であり、東京工業品取引所の金先物の夜間取引の活発な時間帯と重なり合う。深夜に売買が膨らむのは欧米の主要な経済指標発表や要人発言があることが多く相場が動きやすいからである。このため、ミセスワタナベも夜間に動くといわれる。(ミセスワタナベ フレッシュアイペディアより)
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中国株の大暴落 (2015年)から見た為替
マネー誌(Money)は中国の投資家たちが比較的安定している米国債や株式、為替へと流れることになれば、すでに高値で推移しているドルをさらに押し上げ、輸出の減少を招くと見積もっている。そのため、米国では民間企業のみならず、政府の財政も最大の国債購入国中国に依存してることに対しての批判も上がった。(中国株の大暴落 (2015年) フレッシュアイペディアより)
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